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全米数千万人が利用する「フードバンク」と「フードスタンプ」とは何か?

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フードバンク

フードバンクとは、食品メーカーの過剰在庫、パッケージなどの破損・汚れにより販売できない食品を、支援団体を通じて生活困窮者に無償で提供するシステムのことで、アメリカではドライブスルー型で食品配布することも多い。

新型コロナウイルス感染症拡大前で、全米3,700万人が食料の問題を抱えていたとされ、現在では5,000万人に増加していると言われる。

 

フードスタンプ

フードスタンプとは、アメリカの低所得者向け「公的扶助」の一つで、スーパーなどで「食料品」のみ購入できる金券(地域によってはプリペイドカード)が支給される。

対象世帯は、世帯年収200万円~300万円以下で(地域によって異なる)、毎月平均1万3000円分が支給されている。

アメリカ政府のフードスタンプ事業予算は年間6兆円で、現在全米で4,000万人が利用している。

住宅以外の資産額が約20万円~30万円以下の世帯が対象なので、低価格の住宅や車両を所有していても受給できる。

 

日本の生活保護は受給資格や審査が厳しいと言われており、生活保護の申請を断念する人も多い。したがって、生活保護の前段階としてアメリカのような「フードスタンプ」制度を導入する必要があるのではないか?

例えば、日本全国で対象人数が100万人、月額支給額1万円なら年間1,200億円で足りる。

ちなみに「Gotoキャンペーン」の予算は総額1兆6794億円なので、日本版フードスタンプ制度を10年以上続けられる。

もちろん「Gotoキャンペーン」でホテルなどの従業員の雇用を守ることも重要だが、ホテルに宿泊できない層の保護も大事だと思う。

首相官邸の意見受付ページ

https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html

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