阪急電鉄は、同社初となる座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」を2024年7月21日(日)から京都線に導入する。
運行する車両は、阪急京都線の「新型特急車両2300系」及び「現行の特急系車両9300系」の一部車両で、大阪方から4両目に座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」を設定する。
公式サイト「https://www.hankyu.co.jp/privace/」
PRiVACEお客様向け試乗会を開催
- 2024年7月13日(土)・14日(日)合計4回
- 阪急電鉄正雀工場正門(阪急正雀駅西口より北西へ徒歩3分)
- 試乗区間:正雀車庫~桂駅間の往復(所要時間約2時間)
- 応募開始 2024年6月3日(月)10:00~
- 当選通知 2024年7月5日(金)予定
- 320名(各回80名)
座席体験イベント
- 大阪梅田駅「BIGMAN前広場」イベント
- 2024年6/16(日)~6/23(日)
- 京都河原町ガーデン「EDION京都四条河原町店 1階入り口前」イベント
- 2024年6/28(金)~6/30(日)・7/5(金)~7/7(日)合計6日間
PRiVACE(プライベース)概要
サービス名 | PRiVACE(プライベース) |
区間 | 京都線(大阪梅田駅~京都河原町駅) |
路線長 | 47.7km |
所要時間 | 42分 |
料金 | 運賃とは別に、座席指定料金500円が必要
大阪梅田=京都河原町の運賃 運賃410円+指定席500円=910円 |
ポイント制度 | PRiVACEポイント
2500円ごとに5ポイント(5円相当)付与 |
導入時期 | 2024年7月21日 |
列車種別 | 京都線の特急系列車
(特急・通勤特急・準特急) |
列車形式 | 新型特急車両2300系
現行の9300系の一部車両 |
運行本数 | 2024年7月の導入当初は1時間あたり2~3本
2025年頃には1時間あたり4~6本 |
車両数 | 1編成で1車両のみ有料指定席を設定
(大阪方から4両目) |
座席数 | 40座席 |
座席配列 | 横2席+1席 |
アテンダント | 専属アテンダントが添乗する |
扉枚数 | 片側1枚扉 |
予約・購入方法 | 「専用のWEBサイト」から予約(発車の14日前から1分前まで)
空席があれば車内でアテンダントから購入可能 |
設備 | 全席に電源コンセントを設置
Wi-Fi環境を整備 リクライニグ可能 防犯カメラ 空気清浄機 |
停車駅
- 大阪梅田駅 :(特急〇・通勤特急〇・準特急〇)
- 十三駅 :(特急〇・通勤特急〇・準特急〇)
- 淡路駅 :(特急〇・通勤特急×・準特急〇)
- 茨木市駅 :(特急〇・通勤特急〇・準特急〇)
- 高槻市駅 :(特急〇・通勤特急〇・準特急〇)
- 長岡天神駅 :(特急〇・通勤特急〇・準特急〇)
- 桂駅 :(特急〇・通勤特急〇・準特急〇)
- 西院駅駅 :(特急×・通勤特急〇・準特急〇)
- 大宮駅駅 :(特急×・通勤特急〇・準特急〇)
- 烏丸駅 :(特急〇・通勤特急〇・準特急〇)
- 京都河原町駅 :(特急〇・通勤特急〇・準特急〇)
座席
- 配席は3列(2列+1列)
- リクライニングに座面が連動する機構を採用
- 収納式テーブル
- ドリンクホルダー
- 荷物用フック
- マガジンラック
- 読書灯
- コンセント
リクライニングのイメージ
イラストを見る限り、リクライニング幅は15cm~20cmと予想される。
リクライニングに座面が連動するタイプとは、「座面が前に出てくる」シートかもしれない。
京阪「プレミアムカー」のシートピッチは1,020mmなので、阪急のシートピッチも1,000mm~1,100mm程度と予想される。
ちなみに、東海道新幹線の普通車のシートピッチは1,040mm。
室内デッキのイメージ
外観イメージ
新型特急車両2300系の外観イメージ