出典 尼崎市
兵庫県、西宮市、尼崎市、阪急電鉄の4者は、阪急神戸線の西宮北口駅-武庫之荘駅の間に「武庫川新駅(仮称)」を設置する検討に入ることで2021年9月3日に合意した。
「武庫川新駅(仮称)」の構想は、1942年からあったが、尼崎市の財政難のため進まなかった。2013年に尼崎市が兵庫県、西宮市、阪急電鉄の検討会に加わったが、引き続き尼崎市は慎重姿勢だった。
阪急・武庫川新駅(仮称)構想
名称 | 阪急・武庫川新駅(仮称) |
場所 | 阪急神戸線の西宮北口駅-武庫之荘駅の間の武庫川橋梁 |
駅間 | 現在の駅間3.3km |
新駅の位置 | 西宮北口駅から1.7km・武庫之荘駅から1.6km |
ホーム | 1面2線島式ホーム(当ブログ予想) |
事業費 | 60億円(駅舎50億円+駐輪場5億円+周辺道路5億円) |
負担割合 | 西宮市と尼崎市の2市合計18.7億円、阪急18.7億円、国18.7億円、補助金(社会資本整備総合交付金)も活用 |
改札口 | 西宮市(西側)と尼崎市(東側)の2ヵ所 |
新駅を設置する阪急神戸線武庫川橋梁の上下線の間に約10m空間があるので、そこに島式ホームを設置するのではないか?
また、特急の通過待ちするための普通電車用の待避線を設置するスペースはないと思われるので、1面2線島式ホームになると思われる。
参照 神戸新聞 https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202109/0014649930.shtml
武庫川新駅(仮称)設置の経済効果
尼崎市の試算によると、西宮市側は人口増加しており、新駅設置によりさらに西宮市側の人口が増加すると予想される。
一方、尼崎川は現在、人口減少しているが、その減少幅が緩やかになるという経済効果があるとされる。
阪急武庫之荘駅(尼崎市)では放置自転車が多いが、新駅設置により武庫之荘駅の放置自転車が減少すると予想されている。