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阪急「新大阪連絡線」はどうなった?【なにわ筋連絡線】

2019/05/07

新大阪阪急ビル

阪急電鉄は、十三駅から新大阪駅まで地下新線「阪急新大阪連絡線」の建設を検討しており、十三駅からJR北梅田駅までの新線「なにわ筋連絡線」の計画もある。

阪急電車の既存路線は標準軌(1,435mm)だが、新路線は、狭軌(1,067mm)で敷設され、南海電鉄が「新大阪~関空」特急で乗り入れすると予想されている。

 

阪急新路線概要

路線 区間 建設費 距離
阪急新大阪連絡線 阪急十三~新大阪 590億円 2.1km
なにわ筋連絡線 阪急十三~JR北梅田駅 870億円 2.5km

路線図 出典 大阪市(当ブログで一部加筆)

この2路線の計画はどうなったのか?

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コメント

個人的な予想では、2019年3月に「JRおおさか東線」が開業したことで、阪急の2つの新路線計画の実現可能性は低くなったと思う。

 

南海電車の考え

南海電鉄としては、新大阪駅の新幹線の乗換口に近いJR線の乗り入れる方が利便性が高い。

利用者にとってもJRの関空特急は「JR線ホーム」、南海の関空特急が「阪急の地下駅」と分かれると不便だ。

また、JR新大阪~北梅田駅はJRが建設し、南海電鉄は建設費を負担せずに線路使用料だけを支払うと思われる。

一方、阪急の「なにわ筋連絡線」や「新大阪連絡線」は、狭軌で建設される。阪急電鉄は狭軌の車両を保有していないので、南海電鉄しか使用しない可能性がある。

その場合、線路使用料が高くなったり、建設費を負担しないといけないかもしれない。

南海電鉄にとって、阪急の新大阪地下駅に乗り入れするメリットは全くない。

 

阪急京都線の利用者

阪急京都線からは、淡路駅げ「おおさか東線」に乗り換えると2駅で新大阪駅に行ける。しかし、新幹線乗り換え口に最も近いホームを利用できるので、阪急の新大阪連絡線はメリットがない。

 

阪急宝塚線の利用者

阪急宝塚線の利用者は十三駅で下車したホームで阪急京都線に乗り換ることができ、阪急淡路駅で「おおさか東線」に乗り換えて新大阪に行ける。

阪急新大阪連絡線は十三駅の地下ホームになると思われるので、阪急京都線の方が乗り換えが便利だ。

 

阪急神戸線の利用者

そもそも、阪急神戸線はJR神戸線の数百m北側を平行して敷設されている。したがってこのエリアの利用者は阪急線とJR線の2路線を利用することができ、新大阪に行く場合、JR線を利用しているので、「阪急新大阪連絡線」を選択するメリットは少ない。

 

まとめ

利用者の立場から言うと、「おおさか東線」が開業し予想外に使い勝手がいい。したがって「阪急新大阪連絡線」のメリットは少ない。

むしろ、阪急電鉄は淡路駅を西宮北口駅に匹敵するターミナル駅として開発する方がいいのではないか?

もし、阪急新大阪連絡線と建設するのであれば、大阪メトロ四つ橋線と接続する方がいい。しかし、四つ橋線と接続するには阪神電鉄梅田駅と干渉するので簡単ではない。

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