北陸新幹線大阪延伸2046年開業の前倒しについての考察(2040年大阪・北陸オリンッピック開催を目指すべき)

北陸新幹線開業スケジュール

北陸新幹線は、東京ー大阪間(約716km)を結ぶ整備新幹線(最高速度260km/h)で、現在、東京ー金沢間が開通している。

2024年春に、金沢駅ー敦賀駅間約125kmが開通し、新大阪駅ー金沢駅の所要時間は現行の2時間33分から2時間3分に短縮される見通し。

その後2046年には敦賀駅ー新大阪駅(約140km・現在は133km)が開通する予定で、新大阪駅ー金沢駅の所要時間は1時間21分に短縮される見通し。

 

北陸新幹線早期全線開業実現大阪大会開催

2046年の大阪延伸・全線開業はあまりにも遅いため、2022年8月1日、関西の経済団体と大阪府市は「北陸新幹線早期全線開業実現大阪大会」を開催した。

それによると、現状の新大阪駅までの延伸計画は、2031年着工、工期15年で2046年開業予定となっているが、2023年春の着工を働きかけるという。

 

開業日区間線路長(距離)所要時間(開業後)所要時間(2022年現在)
2024年春敦賀駅~金沢駅125.1km46分1時間16分
新大阪駅~金沢駅約258km2時間3分2時間33分
2046年新大阪駅~敦賀駅約140km35分1時間17分
新大阪駅~金沢駅約265km1時間21分2時間33分

 

当ブログの予想

2016年の新名神橋桁落下事故以来、建設工期は伸びる傾向にあり、工期15年の大幅な短縮は不可能だと思う。

最も早くても、2024年に環境アセスメントを開始し、2027年に着工、工期を13年に短縮して2040年開業と思う。

 

2040年大阪・北陸オリンピック

そこで、2040年に大阪・北陸オリンピックの開催を目指してはどうか?

開催年名称新幹線開業
1964年東京オリンピック東海道新幹線開業(1964年)
1972年札幌オリンピック札幌地下鉄南北線(1971年)
1998年長野オリンピック長野新幹線開業(1998年)
2020年東京オリンピック
2030年(案)北海道・札幌オリンピック北海道新幹線開業(2030年予定)
2040年(当ブログ提案)大阪・北陸オリンピック北陸新幹線全線開業(2046年予定)

日本ではオリンピック開催に合わせて、新幹線や地下鉄などの新路線を開業することが多い。

したがって、2040年に大阪・北陸オリンピックの開催を誘致することで、北陸新幹線の早期開業を促進できるのではないか?

また、2025年大阪・関西万博以降は大規模な国際的なイベントがないので、万博から15年後の2040年にオリンピックの開催を誘致することは時期的にも都合がいいのではないか?

 

2008年大阪オリンピック誘致失敗の原因

大阪市は2008年のオリンピック開催を目指したが、2001年にIOC総会で北京オリンピック開催が決定し、大阪市は誘致に失敗した。

当時の大阪市は、大阪自民党時代で、大阪市と大阪府の関係が悪く、オリンピック開催は大阪市が単独で行った。

その弊害は大きく、IOCの視察団が大阪を訪問した際、阪神高速で一般車両の通行止めをしなかったため、視察団は渋滞に巻き込まれ、交通インフラが未整備との印象を持ったと思う。

個人的な推測ではあるが、交通規制を担当するのは大阪府警であり、大阪市が大阪府に交通規制を依頼することすら嫌がったのだと思う。

しかし、大阪維新の時代になり、大阪市と大阪府、さらに国も巻き込んで、2025年大阪・関西万博の誘致に成功した。

万博と同様に、大阪市、大阪府、国が一体となればオリンピック誘致も夢ではないと思う。

また、2030年の札幌オリンピックの開催は決定していないが、すでに北海道新幹線の札幌延伸は2030年開業予定として建設が進んでいる。

したがって、2040年の大阪・北陸オリンピック誘致を計画するだけで、北陸新幹線早期開業を促進する効果は十分にあると思う。

 

1998年長野オリンピックのレガシー

東京オリンピック2020では、夏の暑さ対策としてマラソン競技を札幌で開催した。

2040年の大阪・北陸オリンピックでも、マラソン競技を1998年にオリンピックを開催した長野で行ってはどうか?

IOC理事にとって1998年にオリンピックを開催した長野の知名度は高いと思うので、長野でマラソン競技を開催する計画ならば、IOC理事にアピールできると思う。

 

首都機能の分散

NTTは東京本社の職員約200人を群馬県高崎市と京都市に分散させる。

1990年代の首都機能移転は、新首都を建設するという内容だった。しかし、新首都を建設するには時間がかかり過ぎる。例えば、自治体間の誘致合戦だけでも10年はかかると思う。

また、既存の大都市である東京や大阪から離れた場所を新首都とするのは現実的ではない。

したがって、東京と大阪を結ぶ北陸新幹線沿線約700kmに分散して、首都機能を移転するのが現実的だと思う。

実際、北陸新幹線沿線である軽井沢に移住してリモートワークする移住者も増加している。

現在、新大阪=長野間は名古屋で中央線に乗換て約4時間かかるが、北陸新幹線が全線開業すると乗換なしで2時間25分で行けるようになる。

長野=軽井沢は新幹線で約30分なので、軽井沢に住めば、新幹線で東京へ1時間、北陸新幹線が全線開業すると京都へ2時間40分、大阪へ3時間で行けることになるので、より移住者は増加すると思う。

 

北陸新幹線 概要

北陸新幹線概要上信越・北陸地方を経由して東京駅と新大阪駅を結ぶ整備新幹線
事業区間東京駅-新大阪駅
総延長約716km (東京駅-高崎駅間105kmは上越新幹線と共用)
最高設計速度260km/h(整備新幹線区間)
高崎駅=長野駅間117.4km(1997年10月1日開業)
長野駅=金沢駅間228.1km(2015年3月14日開業)
金沢駅=敦賀駅間125.1km(2024年春予定)
敦賀駅=新大阪駅間
  • 約140km(2046年開業予定)詳細なルートが未決定のため概算距離
  • 2031年着工
  • 工期15年
  • 建設費2兆1000億円

「敦賀~新大阪」は2046年開業予定

出典 小浜市

北陸新幹線の「新大阪~敦賀」区間は、2031年着工、2046年開業予定だが、前倒しの動きもある。

 

出典 鉄道建設・運輸施設整備支援機構

鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、北陸新幹線(敦賀~新大阪間)の線路や駅を建設する可能性がある範囲を示す「事業実施想定区域」を公表した。

しかし、線路の建設予定地は、幅4km~11kmの帯で表示され、駅の位置も直径5km~12kmの円で表示されている。

  • 駅は、「敦賀駅」から順番に、「小浜駅」「京都駅」「JR松井山手駅」付近に建設され「JR新大阪駅」に接続する。
  • 京都駅周辺及び新大阪駅周辺は市街地のため大深度地下(地下40m以深)を利用すると見られる。
  • 最小曲線半径4,000m、最急勾配15‰(パーミル 距離1,000mで高さ15m)

 

出典 鉄道建設・運輸施設整備支援機構

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