「2020年6月1日大幅値下げ」 北神急行と神戸市営地下鉄一体運行開始 「三宮駅～谷上駅550円 → 280円」

神戸市は2020年6月1日に北神急行線「新神戸駅～谷上駅（7.5km）」の鉄道事業を阪急電鉄から198億円で購入し、神戸市営地下鉄と一体運行する。「神戸市営地下鉄北神線」となるだろうか？

2020年6月1日から「三宮駅ー谷上駅」の運賃は550円から280円に値下げされる。

（神戸市の資料から引用しましたが、ご利用の際はご自身でご確認ください）

回数料金（2020年6月1日以降）

• 定期券、回数券は2020年6月1日以降、未利用分は差額返金される。

北神急行電鉄は、阪急電鉄や神戸電鉄が株主となり、1988年4月に開業し、2007年からは阪急阪神ホールディングスの連結子会社となっている。

しかし、建設費が700億円を超えたため、初乗り運賃が370円と高額になっていた。

北神急行の資産は400億円で借入金は650億円だが、神戸市は借入金を引き継がない。

神戸市の北区と西区は交通が不便なため人口が減少している。そのため鉄道運賃を引き下げるために、神戸市が事業を引き継ぐものと思われる。

神戸市北区の住民は三宮までの鉄道運賃が高かったため車で郊外のショッピングモールに行くことが多かったと思う。鉄道運賃を値下げしたところで、電車で三宮に行きやすくなると思うし、高校生大学生も三宮や大阪でバイトしやすくなる。

ただ、神戸市北区から通勤する会社員は、通勤定期だから元々自己負担はないので運賃値下げによるメリットはないかもしれない。