
2024年7月
JR西日本と大阪ターミナルビルは、JR大阪駅の西側に超高層複合ビル「イノゲート大阪」を2024年7月31日に開業した。
建物の規模は、地上23階・高さ約122m・延床面積約60,000㎡、設計はJR西日本と大林組、施工は大林組・大鉄工業特定建設工事共同企業体が担当した。
9階~22階はオフィス、2階~5階は商業施設「バルチカ 03(ゼロサン)」で共に2024年7月31日に開業した。

北から撮影
イノゲートとは、「Innovate(革新する)」+「gate(ゲート)」の組み合わせの造語。
アクセスは、JR大阪駅の西口と直結。
地図

位置図(出典 JR西日本)

2024年7月
| 施設名 | イノゲート大阪 |
| 英語表記 | INOGATE OSAKA |
| 所在地 | 大阪市北区梅田三丁目2番123号 |
| 用途 | オフィス(賃貸面積23,000㎡)
駅施設 物販店舗 飲食店舗 |
| 敷地面積 | 4,700㎡(全体19,859.86㎡) |
| 建築面積 | 3,690.46㎡(申請以外15,322.19㎡・全体19,012.65㎡) |
| 延床面積 | 60,207.30㎡(申請以外16,133.98㎡・全体76,341.28㎡) |
| 容積対象面積 | 58,012.14㎡(申請以外16,133.98㎡・全体74,146.12㎡) |
| 構造 | 鉄骨造一部SRC(申請以外S+RC造) |
| 階数 | 地上23階・地下1階・塔屋1階(申請以外地上1階・地下1階) |
| 高さ | 121.6m(申請以外7.7m) |
| 建築主 | 西日本旅客鉄道株式会社
大阪ターミナルビル株式会社 |
| 設計 | 西日本旅客鉄道株式会社 株式会社大林組 |
| 施工 | 大林組・大鉄工業 特定建設工事共同企業体 |
| 着工予定 | 2021年2月末日 |
| 竣工予定 | 2024年6月末日 |
| 開業予定 | 2024年7月31日 |

建築計画のお知らせ
立面図
配置図

グラングリーン大阪から見た完成予想図(出典 JR西日本)

出典 イノゲート大阪

出典(大阪市)

出典(大阪市)

北西から撮影













北西から撮影



北から撮影



ルクアイーレ(左)との通路


北東から撮影



出典 JR西日本(上図の左の通路)



2024年2月

2024年2月(北面を撮影)

2024年2月(北面を撮影)
北面には「大阪駅 OSAKA STATION」のサインが見える。

2024年2月

2024年2月(北東から撮影)

2024年2月(東から撮影)

2023年10月(南から撮影)

フロア構成
| フロア | 施設・内容 |
|---|---|
| 9階~22階 | オフィスゾーン(賃貸面積23,000㎡) |
| (12階~22階) | オフィス |
| (11階) | 貸会議室 |
| (9階~10階) | フレキシブルオフィス |
| 6階 | スカイガーデン・オフィスロビー・ラウンジ・カフェ・物販 |
| 3階~5階 | 商業施設「バルチカ 03(ゼロサン)」
物販店舗や飲食店舗など50店舗 店舗面積6,500㎡ |
| 2階 | エントランス(ノースゲートビル・駐車場と連絡) |
| 1階 | エントランス |
ビルの奥行が短く比較的コンパクトなオフィスとなるので、大企業よりもスタートアップ企業の入居を想定している。
2023年3月18日、JR大阪駅(うめきた地下ホーム)が開業し、「イノゲート大阪」の地下にJR大阪駅の改札内地下連絡通路が設置され、供用を開始した。

2階・3階
- 2F:猿田彦珈琲
- 2F:発酵まんま
- 3F:チリンギート エスクリバ
- 3F:le comptoir(ル コントワー)
- 3F:BLUE YARD(ブルーヤード)
- 3F:サンボア オオサカターミナル
- 3F:らぁ麵 鴨と葱

4階
- 4F:さかふね
- 4F:四川酒家 福龍
- 4F:天ぷら大吉
- 4F:小さな韓国 あぷろ 03
- 4F:仙台名物 牛たん炭火焼 次
- 4F:スタンドふじ
- 4F:和心 だし巻き家こんび
- 4F:夕霧そば 瓢亭
- 4F:テッパンサンバ
- 4F:お好み焼き いまり
- 4F:鮨仙酢
- 4F:梅蘭
- 4F:沖縄酒場ハイサイ
- 4F:和ル 一誠
- 4F:大衆イタリアン ブドウヤ
- 4F:洋食&生ビール サル食堂
- 4F:ひもの野郎
- 4F:フランダーステイル
- 4F:満太郎
- 4F :堂山食堂

- 5F:一石三鳥
- 5F:博多串焼きバッテンよかとぉ
- 5F:イタリアン バール ラ・ピニャータ
- 5F:天ぷらと。すしいち second
- 5F:鉄板神社
- 5F:アゲダチ
- 5F:焼き処 肉と「その時々の」
- 5F:薬膳中華‐YAKUCHU(ヤクチュ)-
- 5F:黒毛和牛 吟味屋
- 5F:囲炉裏屋 炭えん
- 5F:宮崎酒場ゑびす
- 5F:おでんと、アジフライ。
- 5F:立呑み 串かつ まつい
- 5F:立呑めがね堂
- 5F:かこも 晴
- 5F:串かつ 七福神
- 5F:わすれな草別邸 酒処すずめ
- 5F:漁師酒場あらき
- 5F:ヒロカワテーラー
- 5F:海鮮中華 Ja.ChA(ジャッチャ)
- 5F:乃ノ家
- 5F:吾一(仮)
- 5F:よこのいと
6階
- ウンジ・カフェ・物販(運営会社:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)
9階・10階
- フレキシブルオフィス(運営会社:Compass Offices JWB 株式会社)
国土交通省の資料によると「バスターミナル」を新設することになっている。個人的な予想では、2024年の開業後になると思う。
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001394480.pdf

出典(JR西日本)

1F(JR西日本)

2F(JR西日本)
既存の大阪駅のホームも西側に延長し、エスカレータにより1階に設置される新改札口や地下に新設される連絡通路に行けるようになった。
| 2020年春 | 大阪ステーションシティ駐車場連絡通路等撤去工事着手 |
| 2021年2月末日 | 新駅ビル工事着手 |
| 2023年3月18日 | JR大阪駅(うめきた地下ホーム)開業
JR大阪駅西口改札口暫定供用開始 |
| 2024年夏 | JR大阪駅西口改札口供用開始 |
| 2024年7月31日 | 新駅ビル「イノゲート大阪」開業
商業施設「バルチカ 03(40店舗~50店舗・6,500㎡)」開業 |
| 2027年春まで | 順次、高架下商業ゾーン・バスターミナル開業 |

2023年3月18日に開業したJR大阪駅(うめきた地下ホーム)とは地下道で往来できる。
