出典 高槻市
JR西日本と大阪府高槻市は、平成29年度(2017年度)からJR京都線の「高槻駅」と「島本駅」の中間にJR新駅設置と新市街地整備を検討している。具体的な場所は、檜尾川の東側で、イオン高槻店の北側と思われる。
JR京都線の「高槻駅」と「島本駅」の距離は5.3kmでJR大阪駅~京都駅間で最も長い。
事業者 | 目的 |
JR西日本 | 鉄道収益と沿線不動産開発で売上を増加させたい |
高槻市 | 将来の人口減少時代に備えるため人口を増加させたい |
JR新駅(検討中)付近の様子
JR新駅設置のためには、1日7,000人の乗車客が必要だが、新駅候補地の周辺は農地と住宅が点在する場所で、単に新駅を設置するだけでは利用者は簡単には増加しない。
そのため、高槻市は新駅の周辺の市街地整備(最大38ha)を行う。
出典 高槻市
周辺交通環境
新名神高速道路(高槻-神戸間) |
高槻インターチェンジに直結する高槻東道路 |
十三高槻線 |
牧野高槻線(淀川渡河橋) |
新名神の高槻ICにも近いため、物流など企業ニーズも高いと思われる。しかし、企業が個別に都市開発したのでは統一性がなくなってしまう。そこで高槻市がJR新駅設置を中心とし「新市街地」整備を検討している。
さらに、牧野高槻線(淀川渡河橋)が完成すれば、「枚方市」からのアクセスの改善が期待される。
出典 高槻市
JR新駅ホームは島式を予定
JR京都線は複々線だが、新駅は「島式ホーム」を予定しており「快速・普通」列車のみ停車すると思われる。
JR島本駅(京都線)は1997年にJR西日本が大阪府島本町に対して新駅設置を打診したことから本格的に検討が始まり、2008年3月に開業した。今回検討している「JR新駅」は、平行する阪急京都線「高槻駅」と「上牧駅」(駅間4.3km)のほぼ中間にあたる。
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