2022年12月撮影
近鉄は、2020年3月14日から新型名阪特急「ひのとり」の営業運転を開始した。
「プレミアム車両」と「レギュラー車両」の2種類あるが、両席ともに「バックシェル」を設置し、後席に気兼ねなくリクライニグできる。
大阪難波=名古屋の運賃は、プレミアム車両(5,240円)、レギュラー車両(4,540円)で、レギュラー車両の方が片道700円安い。
どちらがいいか?
プレミアム車両に乗車したが、乗車率は6割~8割と混雑している。
一方、レギュラー車両の乗車率は2割~4割と比較的空いている。
個人的には、プレミアム車両は一回乗ればいいと思う。
むしろ、乗車率の低い「レギュラー車両」の方が快適かもしれない。
新幹線と比較
列車 | 区間 | 運賃 |
新幹線(のぞみ) | なんば=新大阪(16分)+新大阪=名古屋(50分)=(1時間20分) | 6,220円 |
ひのとり(プレミアム) | なんば=名古屋(2時間) | 5,240円 |
ひのとり(レギュラー) | なんば=名古屋(2時間) | 4,540円 |
なんば=名古屋で比較しても、新幹線利用する方が約40分速い。
しかし、乗り換えなしでゆっくり行きたいときは「ひのとり」も選択しにしていいかもしれない。
特に近鉄の株主優待券があれば、乗車券2,410円が不要になるので、特急券(レギュラー車両2,130円・プレミアム2,830円)だけで利用できる。
乗車料金(大阪難波~名古屋)片道
「ひのとり」の乗車には「運賃」+「特急料金」に追加して「特別車両料金」が必要となる。
プレミアム車両 | レギュラー車両 | |
合計金額 | 5,240円 | 4,540円 |
(運賃) | 2,410円 | 2,410円 |
(特別急行料金) | 1,930円 | 1,930円 |
(特別車両料金) | 900円 | 200円 |
新型名阪特急「ひのとり」概要
車両名称 | ひのとり |
車両型式 | 80000系 |
運行開始日 | 2020年3月14日(土) |
運航区間 | 大阪難波~近鉄名古屋 |
製造両数 | 全72両(6両編成 × 8編成 + 8両編成 × 3編成) |
編成定員 | 239人(6両編成)・327人(8両編成) |
運賃 | プレミアム 5,240円 |
レギュラー 4,540円 |
- 2020年3月14日(土)の運行開始時点は、6両編成 ×3編成で運行
- 2020年度中に全11編成(全72両)を導入し、大阪難波駅、近鉄名古屋駅 毎時0分発ほか、停車駅の少ない名阪特急をすべて「ひのとり」で運行する。
ロゴマーク
ダイヤ(2022年)
「プレミアム車両」と「レギュラー車両」概要
プレミアム | レギュラー | |
座席間隔 | 130cm
(アーバンライナー105cm) |
116cm |
車両位置 | 両先頭車両(2両) | 中間車両(4両または6両) |
座席配置 | 横3列(2席+1席) | 横2列(2席+2席) |
車両定員 | 21人 | 52人(4号車のみ41人) |
バックシェル | 〇 | 〇 |
運賃(大阪難波~名古屋) | 5,240円 | 4,540円 |
プレミアム車両
- 電動リクライニング
- 横揺れを低減する電動式フルアクティブサスペンション
- 後席に気兼ねなくリクライングできる「バックシェル」
- ヒーター
レギュラー車両
- 後席に気兼ねなくリクライングできる「バックシェル」
- 大型テーブル