関西空港(筆者撮影)
2024年6月25日、関西エアポートは2024年5月(単月)の関西3空港(関空・伊丹・神戸)の利用状況を発表した。
それによると、国際線を利用した外国人旅客数は157万人で2019年5月比106%となり、新型コロナウイルス感染症の流行前の実績を上回った。
しかし、日本人の国際線利用者は36万人にとどまったため、国際線全体では2019年5月比で90%の回復にとどまった。
関西3空港(関空・伊丹・神戸)の全体の国内線旅客数は207万人で、2019年5月比で92%の回復にとどまった。
関西3空港の2024年5月利用者数
空港 | 利用者数(2024年5月) |
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関西空港 | 248万人
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伊丹空港 | 123万人(国内線のみ) |
神戸空港 | 30万人 (国内線のみ) |
3空港合計 | 401万人
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関西空港(国際線利用者数)
外国人 | 日本人 | 合計 | |
2024年5月 | 1,573,975人 | 364,134人 | 1,945,917人 |
年換算予想 | 18,887,700人 | 4,369,608人 | 23,351,004人 |
日本人の月間の国際線利用者数は約36万人しかいない。
2030年神戸空港国際定期便就航
神戸空港は2030年に国際定期便が就航する予定で、1日の発着回数は国際線120回、国際線40回の合計160回に増加する。
利用者数予測では、国内線510万人、国際線190万人の700万人となっている。