2022年6月【神戸】GAPストア三宮跡地はどうなった?過去記事「GAPストア三宮なぜ閉店したのか?」へのアクセス急増

2022年6月撮影

神戸・三宮センター街の入り口付近にあった「Gapストア三宮店」が2021年1月17日に閉店した。

最近、当ブログの過去記事の「GAPストア三宮なぜ閉店したのか?」へのアクセスが急増しており、なんらかの動きがあるのではと思って「Gapストア三宮店跡地」に行ってみた。

結論から言うと、2022年6月でも、空き店舗のままだった。

しかし、当ブログの当該記事へのアクセス数の急増から考えて、後継店舗の出店の検討が進んでいる可能性はあると思う。

2022年6月撮影

東側(写真の右)の店舗も空き店舗になっている。

 

後継店舗を考察してみます

2022年6月撮影

三宮センター街の近くの神戸阪急新館の「ロフト」はリニューアルのため、2022年4月より従来の1階~4階の4フロアから4階の1フロアのみに売場面積を縮小している。

 

東急ハンズ三宮店(2019年筆者撮影)

阪急神戸三ノ宮の北側にあった「東急ハンズ三宮店」も2020年12月末に閉店している。

このように、神戸三宮付近では大型雑貨店が閉店、縮小している。

そのため、他の大型雑貨店にとっては、出店のチャンスかもしれない。

また、「Gapストア三宮店跡地」の地下1階では、家具インテリア雑貨店「Francfranc(フランフラン)」が営業している。

 

当ブログの予想

大型雑貨店が入居すると予想していましたが、違ったようです。

 

無印良品 神戸三宮(仮)

求人サイトによると、2022年10月に三宮駅近辺に「無印良品 神戸三宮(仮)」が開業する予定で、勤務地は「神戸市中央区小野柄通」となっています。

ちなみに、神戸阪急の所在地は「 神戸市中央区小野柄通8丁目1番8号」です。

「無印良品 神戸三宮(仮)」の店内は「生活雑貨」「衣服雑貨」「食品」の3つに分かれるようです。

 

以下は過去記事

スタイルプラザ(旧GAPストア三宮)2021年3月

神戸・三宮センター街の入り口付近にあった「Gapストア三宮店」が2021年1月17日に閉店した。

2018年2月、関西最大級の売り場面積を誇る旗艦店とした開店したが、わずか3年で閉店することになった。

地図

旧Gapストア三宮店 概要

店舗名旧Gapストア三宮店
所在地神戸市中央区三宮町1-7-5
店舗面積1,280㎡
フロア1F~4F
アクセスJR「三ノ宮駅」徒歩3分
開店2018年2月4日
閉店2021年1月17日

 

GAPストア三宮が閉店した理由

旧GAPストア三宮が出店していた場所は、JR「三ノ宮駅」から徒歩3分の三宮センター街の入り口で最高の立地だったが、なぜわずか3年で閉店したのか?

客層と消費者行動のミスマッチ

旧GAPストア三宮は、JR「三ノ宮駅」から徒歩3分とアクセスはよかったが、「三宮センター街」は古い商店街で、GAPの客層とミスマッチだったと思われる。
また、神戸の消費者は、三ノ宮駅から元町の大丸神戸店まで約1km・15分を歩いて、買い回りすることが多い。
本来なら「三宮センター街」は市街地中心の駅から近い、最高の立地なのだが、買い回りをする消費者にとっては近過ぎたかもしれない。
具体的に言うと、買い物客の目的地が徒歩15分の元町の大丸神戸店なので、三ノ宮駅から徒歩3分の「三宮センター街の入り口」という立地は目的地である元町の大丸神戸店からは逆に遠い。
もう少し、大丸神戸店の近い方が立地的にはよかったかもしれない。
また、GAPの購買層はユニクロやZARAも見て、どれかを購入することが多い。したがって、ユニクロやZARAも出店しているショッピングモール(例えば神戸ハーバーランドumie)の方が集客力が高かった可能性がある。
神戸三宮の再開発は遅れており、駅前立地の利便性の高い店を利用する傾向の20代~30代は大阪梅田などで買い物に行く。
神戸・三宮の買い物客は、駅前立地の利便性を求めるのではなく、歩いて「買い回り」することに楽しみを感じる年齢の高い層が多い。
したがって、今や「三宮センター街」が最高の立地とは言えなくなったと思う。逆に、雰囲気のある隠れ家的な「路面店」が増加しており、路地裏の方が立地的に成功するチャンスが高いではないか?
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