出典 神戸市(当ブログで加工)
神戸市は神戸文化ホールの移設計画の見直し案が浮上している。
従来案では、「三宮ツインタワー1期ビル」には「大ホール」と「区民ホール」を併設し、「中ホール」を「市役所2号館新庁舎」に配置する計画だった。
しかし、大ホールと中ホールが三宮駅前と市役所を2ヵ所に分かれることから利用者の利便性が損なわれるとし、「大ホール」を「三宮ツインタワー1期ビル」に、「中ホール」を「三宮ツインタワー2期ビル」に配置する見直し案が浮上している。
参照 神戸新聞 https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201901/0011967280.shtml
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従来案
座席数 | 場所 | |
大ホール | 1,500席以上 | 三宮ツインタワー1期ビル |
区民ホール | 500席 | 三宮ツインタワー1期ビル |
中ホール(音楽専用) | 700席~900席 | 市役所2号館新庁舎 |
見直し案
座席数 | 場所 | |
大ホール | 1,500席以上 | 三宮ツインタワー1期ビル |
中ホール(区民ホールを兼ねる多目的) | 700席 | 三宮ツインタワー2期ビル |
中ホール(音楽専用) | 700席~900席 | 市役所2号館新庁舎 |
コメント
大ホール(三宮駅前)と中ホール(市役所)を約500m離れて配置するのは、聞いたことがない。
ここに、神戸市の街作りの基本姿勢が現れている。
つまり、神戸市は、三宮駅前だけが発展して、三宮駅から500m~1kmの周囲部が寂れることを恐れている。
そのため、利用者の利便性を考えずに「大ホール」と「中ホール」を約500mも離れて設置しようとしたのだと思う。
しかし、神戸市全体が寂れているのに、三宮の利便性を低めては、神戸全体が沈んでしまう。