JR三ノ宮駅「旧ターミナルビル」跡地の暫定利用は限定的か?【神戸市】

2020年10月撮影

神戸新聞(2020年9月25日)によると

「同市(神戸市)は、(JR三ノ宮駅旧ビル)用地を暫定的ににぎわいづくりに活用する方針をJR側と確認した。」

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( )内は筆者捕捉

「旧JR三ノ宮駅ビル」の「跡地全体」を暫定利用するのは難しい?

2020年10月撮影

「旧三宮ターミナルビル」の地下階には「三宮オーパ」が入居していたが、2018年2月末に閉店した。

その後、「地上部分」は解体工事が施工されているが、「地下部分」は、外から見る限り当時のままのようだ。

2020年10月撮影

「旧三宮ターミナルビル」は、1981年竣工で耐震性能が不足していたことも、解体の理由になっている。

一般的に地下構造物は地震の際に「地盤と一緒に動くので、地震に強い」とされる。

しかし、それは「地震の水平力」についてのみで「地震の縦方向の揺れ」に対しては地下構造物も地上の建物と同様の力を受ける。

実際、阪神淡路大震災(1995年)の時は、地下鉄神戸高速鉄道「大開駅」が崩壊しており、必ずしても「地下構造物」が地震に強いとは言えない。

 

したがって、耐震性能が不足していると診断された「ビルの地下部分」をそのままにして「地上部分」を利用することは難しいと思う。

結局、現在の解体工事の囲いの範囲を少し狭くする程度で、「旧ビル跡地全体」をにぎわい空間に利用することは難しいと思う。

 

なぜ、地下部分を解体しないのか?
  • 地下部分を解体すると、周辺の土地が崩れないように「山留工事」をする必要があり、費用がかかるし危険である。
  • 地下杭を撤去すると「埋め戻し」をする必要がある。また、新築の時に新に杭打設することになり二度手間となる。

 

また、現地を見ると「地下部分」がかなり残っており、再開発は予想よりも年月がかかると思った。

最も早いパターン(当ブログ予想)

  • 2022年から再開発協議
  • 2024年に再開発案がまとまる
  • 2025年から地下部分の解体開始
  • 2027年に地下部分の解体完了
  • 2030年に再開発ビル完成

 

JR西日本の2021年3月の業績は、新型コロナウイルスの影響で2,400億円の赤字予想。したがって、三ノ宮駅ビルを早期に再開発する余力はないかもしれない。

 

再開発が遅れるパターン(当ブログ予想)

  • 2025年から再開発協議
  • 2027年に再開発案がまとまる
  • 2028年から地下部分の解体開始
  • 2030年に地下部分の解体完了
  • 2035年に再開発ビル完成

 

当ブログで勝手に予想しているだけで、根拠はないが、再開発ビル完成は最も早くて2030年。このままのペースなら再開ビル開業は2035年くらいではないか?
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