神戸須磨新水族館「KOBE SUMA SEA WORLD(仮称)」2024年3月開業 「須磨水族園と海浜公園」を再整備 サンケイビルなど7社事業費370億円

完成予想図(国道2号線からの眺望)KOBE SUMA SEA WORLD(仮称)

神戸市は「神戸市立須磨海浜水族園」と「須磨海浜公園エリア」を「KOBE SUMA SEA WORLD(仮称)」とし事業費370億円をかけて再整備する。

  • 「カフェなどの集客施設」は2023年9月開業予定
  • 「新水族館 KOBE SUMA SEA WORLD(仮称)」は2024年3月開業予定
  • 事業費370億円は民間事業者負担となるため、入場料(大人)は旧館の1,300円から3,100円へと大幅に値上げされる予定

 

神戸市立須磨海浜水族園の本館以外の「イルカライブ館・ラッコ館・ペンギン館などの施設」は2021年2月28日に閉館した。

2021年3月1日からは「本館(1階~3階)」のみ営業となり入園料が値下げされた。

  • 大人(1,300円 ⇒ 700円)
  • 中人(800円    ⇒ 400円)
  • 小人(500円    ⇒ 300円)
  • 幼児 (無料)

 

神戸須磨新水族館「KOBE SUMA SEA WORLD(仮称)」概要

完成予想図(出典 神戸市)

神戸市は、須磨地域を関西屈指のレジャーエリアにする方針で、神戸市立国民宿舎「シーパル須磨」を建替え、カフェなどの集客施設を整備し2023年度の再オープンを目指す。

費用は事業者が負担し運営も担当するが、土地は市有地のままとなる。事業期間は着工(2021年予定)から30年間。

事業者は「サンケイビル」「JR西日本不動産開発」「竹中工務店」「芙蓉総合リース」「阪神電気鉄道」「グランビスタ ホテル&リゾート」「三菱倉庫」の7社が選定され、「阪神園芸」「浅井謙建築研究所」「E-DISIGN」の3社が協力者となる。

 

総水量は14,000トンで、海遊館(大阪市)の11,000トンを超え、西日本最大級の水族館となる。(左がイルカスタディアム:右がオルカスタディアムと思われる)

 

「図2」オルカスタディアム

施設水族館
供用開始2024年3月末
区域面積25,261㎡
延床面積22,271㎡
総水量14,528トン

 

イルカスタディアム(出典 神戸市)

水族園を全面改修し、西日本で唯一「シャチ」が見られる「オルカスタディアム」「イルカスタディアム」「アクアライブ」の3棟で構成する。

 

「図3」7階建て80室のホテル

施設宿泊施設
供用開始2024年3月末
階数7階建て
客室数80室

神戸市立国民宿舎「シーパル須磨」を建替えし、「7階建て80室のホテル」を建設する。このホテルには、イルカと泳ぐ「ドルフィン ラグーン」が併設される。

 

「図1」園地・にぎわい施設

施設園地・にぎわい施設
供用開始2023年9月
園地エリア面積48,100㎡
にぎわい施設延床面積2,012㎡

公園内には「カフェ」や「グランピング施設」も整備する。

 

「図4」駐車場(1,110台)

サンケイビル子会社「グランビスタ ホテル&リゾート」が運営する鴨川シーワールド(千葉県)と連携し、イルカの人工繁殖など調査研究にも力を入れる。

アクセス

JR「須磨海浜公園駅」から徒歩5分

山陽電鉄「月見山駅」から徒歩10分

 

新水族館入場料と集客目標

料金大人(高校生以上)小人(小中学生)幼児(4~6歳)シニア(60歳以上)
一般料金3,100円1,800円2,500円
学校・団体料金1,550円900円1,860円
神戸市民料金設定なし500円(年1回)0円(年1回)設定なし

出典神戸市

  • 2024年の開業年の入場者数目標は250万人で、安定年で200万人を目指す。
  • 約50万人は無料入園者と思われるので、有料入園者は150万人(大人100万人、小人・幼児50万人)、入園料総額は40億円と予想される。

 

現在の入園料

区分大人(18歳以上)中人(15歳~17歳)小人(小・中学生)幼児
入園料1,300円800円500円無料

 

関西の他の水族館の入場料金

施設名入場料(大人)年間入場者数
海遊館(大阪)2,400円200万人
京都水族館2,250円180万人
ニフレル(大阪)2,000円200万人
アトア(神戸)2,400円
須磨海浜水族園(有料入場者数)1,300円(旧価格)77万人

 

 

須磨海浜水族園 物件概要

  • 1957年 須磨水族館として開館
  • 1987年 須磨海浜水族園として再オープン
  • 1989年 イルカライブ館オープン
  • 階数 3階
  • 構造 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)
  • 敷地面積 23,700㎡
  • 延床面積 14,500㎡(12,505㎡という情報もある)
  • 本館大水槽 1,200トン(野外水槽も含め合計3,100トン)
  • 2016年度 入園者1,212,750人(うち有料 768,822人)

「須磨海浜水族園建替え事業」は当初、2017年度に公募で再整備事業者を選定し、2018年度に建設計画を策定する予定だった。

 

コメント

京都や大阪に相次いで民間水族館がオープンし、須磨海水浴場の不人気も影響し、須磨海浜公園エリアの集客力が落ちているため、再整備すると思われる。

  • 2012年 京都水族館(延床面積 10,974㎡)がオープン
  • 2015年 ニフレル(大阪府吹田市 延床面積約7,200㎡)がオープン
  • 2021年 アトア(神戸)がオープン

 

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