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【2014年解体】旧神戸住友ビル跡地 レトロビル【敷地3,700平米】

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大丸神戸店から南西約100mに「旧神戸住友ビル」があったが、2014年に解体された。

周辺の敷地と合計約3,700平米で、2019年4月現在、「ジーエスパーク」という駐車場になっている。

現地の案内板を撮影

旧神戸住友ビルは昭和9年(1934年)に「住友銀行神戸支店」として建築され、その後、住友銀行とさくら銀行が合併して「三井住友銀行神戸中央支店」となった。

2002年の銀行の支店営業に伴い「銀泉神戸ビル」と改名した後、2014年に解体された。

銀泉株式会社(大阪市)は、1954年に設立され保険代理店、不動産事業を展開し、三井住友銀行が主要株主となっている。

 

2012年筆者撮影

2012年頃までは、神戸が大好きでよく行っていた時期で、懐かしい。

当時は解体されるとは思ってなかったので信号待ちの時間に2枚撮影しただけでした。

 

2012年筆者撮影

その後、大阪がどんどん再開発されるのに、神戸の再開発は全く進まない。

神戸の再開発を望んでいたのだが、数年間も停滞が続いたので、神戸に対して半分諦めのような感情を持つようになった。

しかも、観光客として神戸に行く度に、「神戸が劣化している」と感じ、神戸に対する印象がだんだん悪くなった。

神戸に住んでいる人は、観光客が行くようなところに行かないから分からないと思うが、神戸は観光地としては二度と行きたくないというくらい最悪の街。

 

神戸の再開発は5年遅れか?

逆に考えると、今なら神戸の再開発は5年遅れているだけかもしれない。

今から神戸が再開発に本気になれば、間に合うかもしれない。

神戸市が「都市再生特別区」に指定して、容積率を2,000%まで引き上げればすぐにでも再開発されそうな物件が多くある。

神戸の再開発が遅れているのは神戸市が容積率などの規制を緩和をしないからだ。

なぜ、神戸市が規制緩和しないかというと、周囲の個店の反対があるからだと思う。

個店と言っても神戸の老舗会社のことで、彼らの選挙協力で当選した議員も多いのだろう。

 

神戸市民は「神戸好き」ではない?

神戸市民は「神戸好き」と言われるが、実は違うと思う。

「おしゃれな神戸に住んでいる自分」が好きなだけで、神戸をよくしようと積極的に活動することない。

なぜ、そうなるのか?

 

神戸は階級社会か?

明治以降、欧米人が住んだが、イギリスやフランスの「階級社会」という概念が神戸に広まったと思われる。

そして、阪急沿線=上流、JR沿線=中流、阪神沿線=庶民という階級社会が神戸人の中にしみついてしまったのではないか?

欧米の階級社会には「ノブレス・オーブリージュ」という考えがあり、「上流階級は社会をよくする義務がある」と考えられている。

そのため、災害時や公的施設を建設する場合には、上流階級が多額の寄付をするのは当然とされる。

しかし、神戸の「階級社会」では、上流階級が自らの利権を守るために、子飼いの議員を使って「再開発」に反対しているように思える。

神戸の「階級社会」は、表面上欧米風だが、その本質は江戸時代の悪代官が支配する田舎の劣化階級社会のように思える。

悪代官が支配する江戸時代を打ち壊したのが「明治維新」だ。神戸港の発展も「明治維新」があったからだ。

令和時代に神戸に必要なものは「令和維新」かもしれない。

「明治維新」は神戸人が成し遂げたものではない。もし「令和維新」というものが起きれば、それは「神戸人」が初めて起こした「維新」になるかもしれない。

 

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