名鉄、名古屋駅再開発(高さ180mの超高層ビル3棟)2030年開業へ(近鉄HD・三井不動産・日本生命)

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名鉄「名古屋駅」2022年12月筆者撮影

名古屋鉄道は、近鉄グループホールディングス・三井不動産・日本生命など4社は共同で、名鉄百貨店や近鉄パッセなど6棟のビル(敷地面積約2.8万㎡)を一体的に再開発し、高さ180mの超高層ビル3棟を2030年にも完成させる。

名古屋鉄道の地下駅の拡張(2,000億円)と超高層ビル3棟(3,500億円)を合計した総工費は5500億円となる予定。

仮に容積率が1,400%まで緩和されると、延床面積は40万㎡となる。

 

名鉄「名古屋駅」の改修

名鉄「名古屋駅」は3つのホームで2本の線路を挟む「3面2線」と呼ばれる構造で、異なる行き先の列車がほぼ2分ごとに来る過密なダイヤになっている。

再開発では、上下それぞれ2線ずつ合計4線に増加させる。

 

 

2017年度の計画から変更

(以前の計画イメージ)

2017年段階では、名鉄百貨店や近鉄パッセなど6棟のビルを一体的に再開発し、地上30階建、高さ最大180m、南北400mの巨大ビルを建設する構想だった。

しかし、太閤通の北側の「名鉄百貨店や近鉄パッセ」と、太閤通の南側の「旧・名鉄レジャック」跡地に分けて再開発し、太閤通の上空を空中回廊(ペデストリアンデッキ)で接続する構想に変更になったようだ。

位置 内容
北棟 ホテル(高層階)

商業施設(低層階)

中央棟 オフィス(高層階)

商業施設(低層階)

太閤通 空中回廊(ペデストリアンデッキ)
南棟 高級ホテル(高層階)

オフィス(中層階)

バスターミナル(低層階)

「旧・名鉄レジャック」

当ブログ試算では、北棟と中央棟の南北幅は約260m、太閤通の幅員が30m、南棟の南北幅は約110mと思われる。

 

名古屋鉄道の決算(2023年3月期)

  • 営業収益:5,515億円
  • 営業利益:227億円
  • 経常利益:263億円

近鉄HDの決算(2023年3月期)

  • 営業収益:1兆5610億円
  • 営業利益:671億円
  • 経常利益:741億円

 

名古屋鉄道が負担する金額は、地下駅の改修に2,000億円、超高層ビルの開発に1,500億円~2,000億円の合計3,500億円~4,000億円になると予想される。

名古屋鉄道の営業収益(売上高)は5,500億円と大きいが、近鉄HDの3分の1程度規模にとどまる。

個人的な感想ですが、名古屋鉄道にとって3,500億円~4,000億円の投資はかなり難しいと思う。

また、旧・名鉄レジャック跡地は、JR名古屋駅から300m~400m離れており、本件の再開発計画の中では立地が最も悪い。

したがって、名古屋鉄道の原案通りに再開発が進むとは思えない。

個人的な感想ですが、旧・名鉄レジャック跡地は、タワーマンション(定期借地権など)として開発しその収益を再開発費用に充てるのが妥当だと思う。

また、地下駅があるため、地上の再開発はかなり時間がかるので、2030年の完成は無理だと思う。

北棟・中央棟・南棟を3段階で開発して、最終的に2040年くらいに再開発が完了するのではないか?

 

実現は難航か?

個人的な感想ですが、名古屋鉄道の原案は「原案」であって、これをそのまま実現するのは無理がある。

今後、大幅な変更があると予想される。

そもそも、高さ180mの超高層ビル3棟って、一般的な再開発であって、名古屋のランドマークにはならない。

その結果、計画している「高級ホテル」の誘致も難航すると思う。

やはり、高さ300m以上のセンタータワー1棟を建設すべきだと思う。

 

以下は過去記事

名鉄は、名古屋駅の再開発計画について「基本設計」に着手すると発表した。

再開発によって新たなランドマークを目指すとしている。

事業の方向性を示す2024年度以降のスケジュールは未定としながらも、「リニア開業にむけて駅前の周辺整備が進むので、進み具合にしっかり合わせていきたい」と説明した。

引用 メーテレ

2017年の計画

2017年段階では、名鉄は近鉄グループホールディングスなど合計4社で、名鉄百貨店や近鉄パッセなど6棟のビルを一体的に再開発し、地上30階建、高さ最大180m、南北400mの巨大ビルを2022年度に着工し、2027年度をめどに完成させる計画だった。

この再開発ビルには、ホテル、オフィス、商業施設が入居する予定だった。

しかし、その後、リニア中央新幹線の名古屋開業が2027年以降に遅れる見通しとなり、新型コロナの感染拡大を受け、計画を再検討し、2024年度をめどに事業の方向性を示すとしていた。

 

名鉄レジャック

2017年の計画を見ると、道路を挟んだ「名鉄レジャック」を含む計画になっている。

ちなみに、名鉄レジャックは2023年3月31日に閉館した。

道路幅員は推定30mで、そもそも、長さ400mの「壁ビル」の計画に無理があった。

 

コメント

当ブログの予想で、名鉄レジャックと名鉄百貨店部分は別々に再開発するのでないか?

名鉄レジャックはすでに2023年3月31日に閉館しているので、先行して単独で再開発する方がスケジュール的にいい。

名鉄百貨店部分は、南北長さ260mなので、超高層ビルを最大2棟を建設することができる。

 

容積率1,300%に緩和

名古屋市は、劇場や高級ホテルなどの誘致のため、名古屋駅の東側と栄で政令市として初めて容積率を1300パーセントにする方針を発表しました。

引用 東海テレビ

 

大阪IR(2030年開業)

大阪IR(統合型リゾート)が2030年に部分開業する予定で、近鉄は奈良線から乗り入れる方針。

技術的には、大阪IR(統合型リゾート)から近鉄名古屋駅まで直通列車を運行することは可能と思われる。

大阪IR(統合型リゾート)には世界から富裕層が訪問すると予想され、名古屋へも誘導するためには「名古屋のランドマーク的」な建物が必要になると思う。

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