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南海「新型特急」の開発を検討、2031年なにわ筋線開通めどに

2018/08/17

南海電気鉄道は、2031年のなにわ筋線の開通に向けて新たな特急車両を開発する検討に入った。有料の着席型を想定し、投資額は70億円を超える見通し

引用 日経新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34204000W8A810C1AM1000/

  • 有料の着席型
  • 投資額70億円


2031年に「なにわ筋線」が開通すると、南海電車として初めて梅田エリア「北梅田駅」に乗り入れすることになる。

現行の「ラピート」の先頭車両には避難用の貫通扉がなく、安全上、地下線路を走行できないとされる。

したがって、南海の新型特急は先頭車両に貫通扉を設置すると予想される。

 

編成数

現行ラピート(南海50000系)は6両編成×6本(36両)が在籍している。

新型南海特急の投資額は70億円とされる。現行と同じ車両数で試算すると、36両×2億円=72億円となるのかもしれない。

一般的に通勤電車は1両1億円、新幹線は1両3億円と言われるので、特急1両2億円というのは妥当かもしれない。

ちなみに京阪電車のプレミアムカーの改造費は10両で16億円なので、1両当たり1億6000万円となる。

 

現行「はるか」281系

現行のJR西日本の関空特急「はるか」281系は、6両編成と9両編成で運行している。

現行「ラピート」は6両編成なので、JR西日本と同じ車両編成にするため、9両編成も可能な形になる可能性もある。

もし、新型南海特急の増補数が36両であれば、「6両編成×6本=36両」または「9両編成×4本=36両」で運行できるので効率がいい。

ただし、2031年頃にはJR西日本の特急「はるか」も次世代特急になる可能性もある。

 

運行本数

南海の新型特急は関空~新大阪を40分~45分で運行すると予想される。36両で6編成ないし4編成の場合、折り返し時間を考慮すると1時間当たり2往復運行できる。

またJRも同数を運行すると思われるので、2社合計で1時間当たり4往復、つまり15分毎に1本の頻度で特急を運行すると予想される。

 

コメント

空港アクセス鉄道利用者は思ったよりも少ない。

関空利用者年間約2900万人のうち、6割が鉄道を利用すると、年間1,740万人となり、1日当たり約4万8000人となる。

しかも、JRと南海の2社が関空に乗り入れているので、1社当たりの1日の利用者数はその半分の約2万4000人となる。

これは郊外の住宅地の駅と同程度の利用者数でしかない。

鉄道会社としては、空港アクセス特急よりも、住宅地に新駅を作った方が収益的にはメリットが大きい。

したがって、南海の新型特急もコストダウンが至上目標になると思われるので、ラピートのような革新的な車両にはならないと思う。

ラピートはバブル時代に計画されたからできた名車両だと思う。

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