B敷地(出典 NTT都市開発)
NTT西日本は、(大阪市)法円坂北特定街区「B敷地」開発において、既存の「NTT西日本・通信ビル」を高さ10m(地上1階)まで減築し、観光支援施設とする。
具体的には、大阪城天守閣を正面に臨むオープンスペースを屋上に整備する。
また、大阪城公園とつながる北側には周辺エリアの観光情報の発信を行うデジタルサイネージやシェアサイクル拠点を設置し、周辺観光地への関心が高まる仕掛けを構築する。
2023年7月(飛行機からスマホ撮影)
2023年8月(現地の歩道橋から撮影)
出典 NTT都市開発
2023年8月(北側から撮影)
敷地名 | (大阪市)法円坂北特定街区「B敷地」 |
開発・整備 | NTT西日本 |
用途 | 通信ビル(既存)を観光支援施設に変更 |
敷地面積 | 2,900㎡ |
建築面積 | 1,400㎡ |
延床面積 | 5,000㎡ |
容積対象面積 | 5,000㎡ |
高さ | 10m(既存ビルを減築) |
階数 | 地上1階・地下2階(既存ビルを減築) |
令和2年度第3回大阪市都市計画審議会(2021年2月12日)によると(一部当ブログで修正)
https://www.city.osaka.lg.jp/toshikeikaku/cmsfiles/contents/0000004/4310/R3.2.12tokeishinkaigiroku3.pdf
- 西敷地 難波宮跡の整備・保存を行う史跡指定地
- A敷地 高規格ホテル(201室)・低層階は国際会議も開催できる多目的ホール
- B敷地 既存の電話局を減築して観光支援を図る
デザイン
- A敷地の中高層部はガラス基調の外観として大阪城を引き立たせるよう配慮し、また、水平・垂直方向を分節することで圧迫感の軽減に配慮した計画とする
(大阪市)法円坂北特定街区の変更案
出典 大阪市
出典 大阪市
出典 大阪市
- 大阪府は、現NTT本社ビルのある敷地を「法円坂北特定街区」に指定しており、現行の「最高高さは63m・容積率410%」となっているが、これを「最高高さ102m・容積率690%(A敷地)」に変更する。
- 2020年12月25日~2021年1月15日まで特定街区の変更手続きを縦覧し、その後正式に告示される予定。
過去写真
2022年4月
2022年4月(北から撮影)