
2022年4月(南から撮影)
大阪城見特定目的会社(本社:東京都千代田区)は、2025年7月末に大阪市中央区の大阪ビジネスパーク内(OBP)にある「富士通 Osaka Hub(富士通関西システムラボラトリ)」の土地を取得しました。
敷地面積は約6,700㎡。すでに建物の解体工事が始まっており、2026年11月末までに更地になる予定です。
参照 建設ニュース
富士通株式会社の関西の営業拠点「Osaka Hub(富士通関西システムラボラトリ)」は、2025年6月30日にJR大阪駅北側のグラングリーン大阪パークタワー 22階・23階(事業所名:関西事業所) に移転しました。
アクセスはJR大阪環状線「京橋駅」から徒歩6分。
地図
富士通 Osaka Hub(富士通関西システムラボラトリ)
| 施設名 | 富士通 Osaka Hub(富士通関西システムラボラトリ) |
|---|---|
| 所在地 | 大阪市中央区城見2丁目2-6 |
| 敷地面積 | 6,672㎡ |
| 延床面積 | 約32,500㎡ |
| 階数 | 地上8階・地下1階 |
| 容積率 | 400%(当ブログ調べ) |
| 建ぺい率 | 80%(当ブログ調べ) |
| 竣工 | 1986年4月 |
| 移転日 | 2025年6月30日 |
| 移転先 | グラングリーン大阪パークタワー 22階、23階(事業所名:関西事業所) |
| 移転人数 | 3,600名(関西エリアの営業やシステムの担当者) |
再開発の予想
大阪ビジネスパーク(OBP)は、大阪市内でも地盤が強固な上町台地の北端にあり、しかも地面の高さが海面より高いため、災害に強いエリアとされています。
2021年に完成した隣の「京阪神OBPビル」では、低層階をデータセンター、高層階をオフィスとして利用しています。
そのため、今回の物件についても、同じようにデータセンターを中心とした再開発が進められる可能性が高いと考えられます。
京阪神OBPビル(2021年4月竣工)

2022年4月撮影(南から撮影)
| 名称 | 京阪神OBPビル |
| 所在地 | 大阪市中央区城見2丁目2番7 |
| 用途 | データセンター(下層階) |
| オフィス(上層階) | |
| 敷地面積 | 6,673.00㎡ |
| 建築面積 | 2,821.28㎡ |
| 延床面積 | 42,690.36㎡ |
| 容積率対象面積 | 38,551.53㎡ |
| 構造 | 鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
| 高さ | 118.03m |
| 階数 | 地上16階・地下1階 |
| 建築主 | 京阪神ビルディング |
| 設計 | 日建設計 |
| 施工 | 鹿島建設 |
| 電力供給 | 大容量45M |
| 非常用発電機 | 最低48時間連続無給油運転 |
| 着工予定 | 2019年4月15日 |
| 竣工予定 | 2021年4月15日 |

2022年4月撮影(南から撮影)
