2019年4月(那覇空港で撮影)
ピーチアビエーションは、2019年3月18日から、那覇空港のターミナルを「LCCターミナル」から「那覇空港旅客ターミナル」へ変更した。
以前は、那覇空港の貨物地区のLCCターミナルを使用していたが、現在は沖縄モノレールから直接ピーチアビエーションのチェックインカウンターに行ける。
某神戸ブロガーは「スカイマークとピーチ」を比較した記事の中で「ピーチアビエーションは那覇空港のLCCターミナルを使用しているから不便で、スカイマークの方がいい」と書いているので、正しい情報を書くことにしました。
神戸市は人口150万人しかいない
神戸人にとっては神戸空港発着のスカイマークの方が便利だろうが、神戸市の人口は150万人しかいない。
関西空港から「なんば(大阪市中央区)」や「天王寺(大阪市天王寺)」までは約30分で行ける。大阪府の南半分の人口は400万人以上で神戸市の150万人よりも多い。
スカイマークも関西空港に就航していたが、大手エアラインとLCCとの中間という中途半端な位置付けのため、競争に敗れ撤退した。
スカイマークは2019年内に成田空港ーサイパン路線に就航するらしい。これも競争の激しいソウル・台湾・香港路線では負けてしまうと判断して競争相手がいない路線に就航するのだろう。
別の神戸ブロガーは、東京都心を通過する羽田空港の着陸ルートが解禁されたことから、神戸空港発着便も大阪市上空ルートを設定できると根拠もないことを書いている。
そもそも、伊丹空港だって大阪府内上空を通過するのだから、神戸空港発着の飛行機も神戸三宮上空を通過させれば便数を増加できるのではないか?
神戸人って三宮上空を飛行させることは拒否して、大阪市上空を飛行させろという。
どんだけわがままなんだろうか?
神戸空港の1時間圏内の後背地人口は1,000万人と言われるが、兵庫県の人口は550万人しかいない。残り450万人は大阪府民を計算に入れているのだろう。
結局のところ、神戸空港は神戸市民だけでは維持できず、大阪府民が利用しないと利用者数は増加しない。
エアライン各社売上高
スカイマーク | ピーチ+バニラ | ピーチアビエーション | バニラ・エア | |
売上高 | 882億円 | 934億円 | 604億円 | 330億円 |
保有機材数 | 29機 | 40機 | 25機 | 15機 |
ピーチアビエーションとバニラ・エアは2019年度中に経営統合を完了する予定で、統合すればスカイマークの売上を超える可能性がある。
そうなると、スカイマークは国内第3位のエアラインから国内4位のエアラインへ転落することになる。
神戸市も人口で福岡市に抜かれ、川崎市に抜かれ全国7位に転落している。
なお、ピーチアビエーションは2020年度に中距離用機材「エアバスA321LR(航続距離7,400km 座席数最大244席)」を2機導入する。
2019年8月8日(木) 22:00 ピーチがセール販売開始
- 搭乗期間 2019年8月17日~2020年1月23日
- 関空ー釧路 2,490円~
- 関空ー仙台 2,790円~
- 関空ー松山 1,990円~
- 関空ー沖縄 2,990円~
- 関空ーソウル 2,490円~
- 関空ー釜山 1,590円~
- 関空ー台北 4,490円~
- 関空ー香港 4,490円~