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リーガロイヤルホテルズ 沖縄・今帰仁(なきじん)新ホテル(134室)を2028年10月開業

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株式会社ロイヤルホテル(本社:大阪市)は、沖縄県国頭郡今帰仁村(なきじんそん)において、新たなホテルを開業する計画を明らかにしました。

同社にとって沖縄県内では3軒目のホテルとなり、本計画を含めると2028年までの新規開業予定ホテルは計6軒に達します。2025年12月現在、国内外で15軒のホテルを運営しています。

関西の老舗ホテルブランドが、なぜ今、沖縄本島北部・今帰仁村を選んだのか。立地特性と事業背景から読み解いていきます。

 

世界遺産と絶景に囲まれた「今帰仁村」という選択

今帰仁村は沖縄本島北部に位置し、豊かな自然環境と歴史資産を併せ持つエリアです。

代表的な観光資源としては、

  • 美ら海水族館
  • 世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つ今帰仁城跡
  • エメラルドグリーンの海と橋の景観で知られる古宇利島(こうりじま)

などが挙げられます。

那覇市や恩納村と比べると開発圧は穏やかですが、その分「手つかずの自然」「静かな滞在」を求める層からの評価は年々高まっています。

今回の計画地も、透明度の高い海と白砂のビーチに面したロケーションで、観光地化しすぎていない今帰仁村の特性を最大限に活かした立地といえそうです。

 

中長期滞在対応型リゾートという方向性

計画されている新ホテルは、中長期滞在に対応した客室設備を備える点が大きな特徴です。

沖縄のリゾート市場では近年、

  • 「2泊3日の観光型」から
  • 「1週間以上の滞在型・ワーケーション型」

へのシフトが進んでいます。

特に本島北部は、都市的な利便性よりも「静けさ」「自然との距離感」を重視する層と相性が良く、ロイヤルホテルが目指す「歴史と自然に包まれた穏やかな時間を過ごすリゾート」というコンセプトは、今帰仁村という立地と高い親和性を持っています。

 

建物・事業計画の概要

所在地:沖縄県国頭郡今帰仁村渡喜仁 西浜原

建物規模:地上7階建て

客室数:134室(予定)

竣工予定:2028年7月末頃

開業予定:2028年10月末頃

事業主:京阪電鉄不動産株式会社・セキスイハイム東海株式会社

運営:株式会社ロイヤルホテル

アクセス:沖縄自動車道「許田IC」より車で約30分

 

京阪電鉄不動産×セキスイハイム東海

― 今帰仁新ホテルは「ホテルコンド方式」の可能性が高い理由 ―

今回の今帰仁村の新ホテル計画で注目すべき点の一つが、事業主が「京阪電鉄不動産」と「セキスイハイム東海」であることです。

この座組は、沖縄県北谷町の「リーガロイヤルリゾート沖縄 北谷」と同じスキームであり、同施設はホテルコンドミニアム方式を採用しています。

この点を踏まえると、今帰仁村の新ホテルについても、ホテルコンドとして計画されている可能性は十分にあると考えられます。

リーガロイヤルリゾート沖縄 北谷に見る「典型的なホテルコンドスキーム」

  • 区分所有(分譲)
  • オーナーは個人・法人
  • 運営はロイヤルホテル(リーガブランド)
  • 利用しない期間はホテルとして運用

という、王道のホテルコンドモデルを採用しています。

この方式の特徴は、

  • デベロッパー:分譲により初期投資を早期回収
  • 運営会社(ロイヤルホテル):客室を増やしつつ、運営リスクを抑制
  • オーナー:セカンドハウス+運用益の両立を狙える

という三者にメリットがある点です。

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