2019年6月末撮影
神戸市「新長田駅南地区」の活性化と県民・市民サービス(税金相談・公営住宅募集)の向上を図るため、兵庫県と神戸市の共同事業として整備を進めてきた「新長田合同庁舎」の建設工事が2019年6月末に完了し、2019年8月から順次関係機関が移転・業務を開始する。
兵庫県、神戸市、外郭団体職員の合計約1,050人(兵庫県280人・神戸市770人)が勤務することになる。
JR新長田駅、神戸市営地下鉄新長田駅から徒歩10分くらい。最寄り駅の神戸市営地下鉄海岸線「駒ヶ林駅」前の立地。
2019年6月末撮影
低層階の様子
新長田合同庁舎 物件概要
名称 | 新長田合同庁舎 |
所在地 | 神戸市長田区二葉町5丁目 |
敷地面積 | 約3,820平米 |
建築面積 | 約2,800平米 |
延床面積 | 約19,500平米 |
構造 | 鉄骨造 |
階数 | 地上9階(執務室8階+塔屋1階) |
高さ | 約39m |
総事業費 | 約90億円 |
整備主体 | 兵庫県・神戸市・神戸すまいまちづくり公社 |
着工予定 | 2017年11月 |
竣工予定 | 2019年6月末 |
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フロア構成
フロア | 部署 | 業務開始日 |
8階 | 神戸すまいまちづくり公社 | 2019年9月17日 |
7階 | 県民交流室 | 2019年8月5日 |
県住宅供給公社 | 2019年9月24日 | |
6階 | 神戸県税事務所 | 2019年9月9日 |
2階~5階 | 神戸市税金部門 | 2019年8月13日~26日 |
1階 | 神戸生活創造センター | 2019年9月24日 |
コメント
JR新長田駅
JR新長田駅から徒歩10分で近いように思えるが、実際に歩くと信号がいくつもあり不便。
新長田駅付近の様子
阪神高速神戸線の下を通過する
結局、新長田の再開発ビルのペデストリアンデッキ経由で行くか、地下鉄海岸線の新長田駅から駒ヶ林駅まで1駅乗ることになると思う。
新長田合同庁舎
なぜ、JR線からアクセスできる便利な「新長田駅前」ではなく、地下鉄海岸線で1駅南の「駒ヶ林駅」前に建設したのか?
それは「新長田南地区」の活性化のためと、地下鉄海岸線の利用者を増加させるためだと思われる。
そのために、敢えて不便な場所に建設したとのではないか?
言い換えると、神戸市は採算性の悪い「地下鉄海岸線」を建設したが、利用者が少なかった。
そこで兵庫県と神戸市は「合同庁舎」を建設し、自作自演で「地下鉄海岸線」の利用者を増加させようとしているのではないか?