【阪大ベンチャー】ビズジーン新型コロナウイルス肺炎「15分簡易検査キット」試作機完成 検体による評価へ

大阪大学発ベンチャー「ビズジーン社(VisGene)」は、新型コロナウイルス肺炎を15分で検査できる「簡易検査キット」用の遺伝子捕獲用試薬の作製を完了した。

2020年4月25日、大阪大学微生物研究所「BSL3施設」で新型コロナウイルスの実験用検体による評価を進める段階に入った。

性能が確認できれば「簡易検査キット」のプロトタイプが完成することになる。

販売価格は1,500円で3割負担の場合450円程度と予想されていた。しかし、2020年6月段階では「診断用」ではなく「研究用」として販売される見通しで保険適用は困難かもしれない。

参考 2020年2月28日 テレビ東京「WBS」

大阪大学「微生物病研究所」

「新型コロナウイルス肺炎」を15分で検査できる「簡易検査キット」を開発した「ビズジーン社(VisGene)」は、大阪大学産業科学研究所での研究成果を実用化するため2018年4月に設立された。

代表者の開發邦宏は、大阪大学産業科学研究所、大阪大学微生物病研究所、国立感染症研究所、タイ保険省などと共同研究してきた。

 

大阪大学微生物病研究所

施設名大阪大学微生物病研究所国立感染症研究所
所在地大阪府吹田市山田丘3-1 大阪大学吹田キャンパス内東京都新宿区戸山1-23-1
設立日1934年1997年(前身国立予防衛生研究所1947年)
所管文部科学省厚生労働省

大阪大学微生物病研究所は文部科学省の所管で、国立感染症研究所は厚生労働省の所管と異なるが、研究者は人事交流しており現場レベルでは協力できる関係と思われる。

ただ、厚生労働省と文部科学省は「保育所」と「幼稚園」など重複する分野で対立しているので、省庁間で協力できなければ開発スピードに悪影響があるかもしれない。

 

今後のスケジュール

2020年4月~5月に「簡易検査キット」のプロトタイプが完成すると見られ、その後治験などを経て実用化されるまでに平時あれば数年かかると思われる。

そのため「診断用」ではなく「研究用」として販売する方向で進んでいる。

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