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阿蘇くまもと空港「新旅客ターミナルビル」2023年3月23日開業【熊本国際空港株式会社】

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出典 熊本国際空港株式会社

熊本国際空港株式会社は、阿蘇くまもと空港の「新旅客ターミナルビル」を2023年3月23日に開業した。

建物の規模は、4階建・延床面積37,800㎡、設計は日建設計・梓設計JV、施工は大成建設が担当した。

別々の建物にあった国内線と国際線のターミナルを一体化するもので、新旅客ターミナルビルの延床面積は従来の約1.4倍となる。

さらに、保安検査後の待合エリアに、国内初の「滞在型ゲートラウンジ」を整備する。

ただし、JALとANAのラウンジは、クレジットカード会員(ゴールカードなど)と共用の「ラウンジASO」(3F・114席)となる

投資総額は183億円。

 

2024年秋には2期として「商業施設棟(約1400㎡)」と「広場」が開業する。

地図

阿蘇くまもと空港「新旅客ターミナルビル」概要

出典 熊本国際空港株式会社

施設名 阿蘇くまもと空港「新旅客ターミナルビル」
所在地 熊本県上益城郡益城町小谷1802-2
敷地面積 178ha
滑走路 3,000m(長さ)×45m(幅)
運用時間 14時間(7:30~21:30)
開館時間 15時間(6:30~21:30)
利用者数 約328万人(国内線316万人+国際線11万人)2019年度
延床面積 37,800㎡

(店舗面積4,200㎡・うち制限エリア内店舗面積2,500㎡)

投資総額 183億円
階数 地上4階
構造 鉄骨造
設計 日建設計・梓設計JV
施工 大成建設
着工 2021年1月
開業 2023年3月23日
アクセス JR熊本駅まで空港リムジンバス60分(960円)
駐車場 2,103台

 

出典 熊本国際空港株式会社

2020年4月から民間企業「熊本国際空港株式会社」が空港運営を行っている。

三井不動産を代表企業とする「MSJA・熊本コンソーシアム」が「熊本国際空港株式会社」に出資している。

 

制限区域内「滞在型ゲートラウンジ」

出典 熊本国際空港株式会社

3階の保安検査後の待合エリアに、国内初の「滞在型ゲートラウンジ」を整備する。なお、この滞在型ゲートラウンジは 「内際共用」として国際線旅客も利用可能。

出典 熊本国際空港株式会社

フードコートエリア出店店舗

  • WITCH‘S BEER FLIGHT
  • 珈琲回廊
  • あか牛食堂よかよか
  • コッコファーム
  • 馬肉料理 菅乃屋
  • 鮨 福伸
  • 味千×桂花ラーメン

 

デパ地下ゾーン

  • 阿蘇の逸品
  • おだ商店
  • 平家屋
  • 五木屋本舗
  • 馬肉専門店 菅乃屋
  • 杉養蜂園
  • お酒の美術館
  • 米白餅本舗
  • 阿蘇ミルクチーズケーキ工房 RICO
  • PREMIUM TENTE
  • TEASTAND Tsuguto,

 

物販土産店

  • あそ~ら ゲート店
  • これっと九州沖縄
  • ブルースカイ
  • くまもと旬彩館
  • gogaku
  • MIYABI クマモト マーケット
  • QSHU HUB

 

食と旅をテーマにした商業施設

新旅客ターミナル東側の隣接地に、食と旅をテーマにした商業施設棟(約1400㎡)と広場は2024年秋に開業予定。

 

旅客数予想(暦年)

旅客 2019年(実績) 2027年(目標)
国内線 332万人 400万人
国際線 17万人 86万人
合計 349万人 486万人

 

ホテル建設計画
新ターミナルビルから駐車場を越えた南側敷地に延床面積8,400㎡のホテルを新築する計画がある。

 

現在の国際線ターミナルビル跡地利用計画

現在の国際線ターミナルビルを撤去した後の敷地には、イベントなどができる広場を2024年に完成させる計画

 

鉄道アクセス改善案

現在、阿蘇くまもと空港からJR熊本駅までは空港リムジンバスで1分時間(960円)かかる。

一方、福岡空港から地下鉄5分でJR博多駅まで行き、新幹線32分でJR熊本駅まで行ける。福岡空港から乗り換え時間を含め約1時間でJR熊本駅までいけるので、熊本空港のアクセス改善の必要だった。

2023年3月20日、JR豊肥本線「肥後大津駅」から分岐するルートに決定した。

 

以前有力だった「三里木駅」分岐ルートの場合の工期と建設費

工期は8年で最短2033年度末となる見通しで、建設費も380億円から+150億円増加し500億円以上となる予想。

 

出典 国土交通省

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