出典 東急不動産(以前の計画案)
2023年8月30日、大阪市は「茶屋町B-2・B-3地区第一種市街地再開発組合」の設立を認可し、2023年9月13日に「茶屋町B-2・B-3地区市街地再開発組合」が設立された。
施行区域面積は約0.6haで、B-2地区の敷地面積は約3,120㎡・地上17階・高さ80m・延床面積約30,900㎡のオフィス・ホテル・商業ビルを2027年度に完成させる。
また、B-3地区の敷地面積は約120㎡・地上2階・高さ8m。延床面積約120㎡の商業施設を2028年度に完成させる。
施行期間は2023年度から2028年度で概算事業費は約188億円を見込む。
引用 東急不動産
出典 東急不動産
フロア構成(当ブログまとめ)
- 高層階:ホテル
- 中層階:オフィス
- 低層階:商業施設・クリエイターズサロン・地域コミュニティー施設
- 地下 :ホール
ビル全体の延床面積は約30,900㎡なので、高層階のホテル部分の延床面積は約8,000㎡、オフィスは約16,000㎡、約6,000㎡は商業施設やホールなどと予想される。
高層階のホテルは50室~100室の高級ホテルの可能性があると思う。
変更前の地区計画(B-2)
出典 大阪市
アクセスは、阪急「大阪梅田駅」から東へ徒歩2分~3分。
地図
都市計画茶屋町 B-2・B-3 地区第一種市街地再開発事業概要
名称 | 都市計画茶屋町 B-2・B-3 地区第一種市街地再開発事業 |
所在地 | 大阪市北区茶屋町30番5他 |
用途 | オフィス・ホテル・商業ビル |
施行区域面積 | 約6,000㎡ |
敷地面積 | 約3,120㎡(B-2)/120㎡(B-3) |
延床面積 | 約30,900㎡(B-2)/120㎡(B-3) |
階数 | 地上17階・地下1階(B-2)/地上2階(B-3) |
高さ | 約80m(B-2)/約8m(B-3) |
事業施行者 | 茶屋町B-2・B-3地区市街地再開発組合 |
竣工 | 2027年度(B-2)/2028年度(B-3) |
概算事業費 | 約188億円 |
アクセス | 阪急「大阪梅田駅」から東へ徒歩2分~3分 |
2022年4月(南から撮影)
2022年4月(南から撮影)
2022年4月(東から撮影)
以下は過去記事
大阪市計画調整局は、茶屋町地区地区計画は、市街地再開発事業の決定にあわせて、B-2地区の区域を見直し、B-2地区及びB-3地区に変更する。
- B-2地区(0.5ha)
- B-3地区(0.1ha)
この茶屋町地区地区計画の変更の公衆縦覧を2022年8月10日まで実施し、意見書を2022年8月17日まで受け付ける。
B地区においては、業務、商業、文化、交流、宿泊、アミューズメント、地域コミュニティ、居住機能等の導入を図る。
「茶屋町B-2地区再開発準備組合」が事業費188億円で2023年~2029年にかけ再開発を行う。
なお、B-2地区及びB-地区では市街地再開発事業の実施により一体的な整備を行う。
大阪市北区茶屋町(阪急大阪梅田駅の東側)の鶴野町約2.3ha(うち再開発等促進区約2.3ha)の一部。
地図
以下は過去記事
東急不動産(東京)と「茶屋町B-2地区再開発準備組合」は、2017年9月29日、「茶屋町B-2地区市街地再開発事業における事業協力に関する基本協定書」を締結した。
再開発予定地は、駐車場を含む面積約4,000㎡。
地図
茶屋町B-2計画概要
名称 | 茶屋町B-2地区市街地再開発事業 |
住所 | 大阪市北区茶屋町 |
用途 | 商業施設等 |
敷地面積 | 約4,000㎡ |
- かつて、建設予定地近くで「大阪東急ホテル」が1979年から2006年まで営業していたが、現在は「チャスカ茶屋町」になっている。
コメント
敷地面積が約4,000㎡なので、容積率700%とすると、延床面積は2万8000㎡となる。
大阪工大梅田キャンパス
開発予定地の南側の「大阪工大梅田キャンパス」は敷地は4,648.29㎡で延床面積は31,289.88㎡なので、ほぼ同じ規模になると予想される。