「ドーミーイン」ブランドで知られる共立メンテナンスは、京都市右京区の世界遺産・仁和寺の門前に高級ホテル「御室花伝抄(おむろ かでんしょう)」を建設しました。2023年12月に着工し、2025年8月に竣工しています。
建物は地上3階建、延床面積約5,800㎡で、客室数は全67室。設計・施工は戸田建設が担当しました。客室の広さは約40㎡から最大約88㎡までとゆとりのある造りで、全体的に和の美意識を取り入れた上質な空間が特徴です。
館内にはレストラン、バー、茶室、温泉、エステなどを備え、国内外の宿泊客に京都らしい癒やしと滞在体験を提供します。仁和寺を望む静かな立地と、共立メンテナンスならではのホスピタリティが融合した新たな「癒やしの宿」として注目されています。
アクセスは、御室仁和寺駅より徒歩約10分以内。
参照 京都市
位置図
地図
御室花伝抄新築計画 概要
参道から(出典 京都市)
仁和寺ニ王門から(出典 京都市)拡大
仁和寺ニ王門から(出典 京都市)遠景
施設名 | 御室花伝抄 (おむろ かでんしょう) |
所在地 | 京都市右京区御室芝橋町15-4 |
用途 | ホテル |
敷地面積 | 3,866.79㎡ |
建築面積 | 1,612.03㎡ |
延床面積 | 5,818.88㎡ |
高さ | 9.98m |
階数 | 地上3階・地下1階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
客室数 | 67室(最低面積40.0㎡,最高面積87.69㎡) |
着工 | 2023年12月2日 |
竣工 | 2025年8月31日 |
アクセス | 御室仁和寺駅より徒歩約10分以内 |
上質宿泊施設誘致制度
建設予定地は「第一種居住地域」で、本来は延床面積3,000㎡以下のホテルしか建設できない。
しかし、京都市の規制緩和制度「上質宿泊施設誘致制度」が初適用され、延床面積5,800㎡のホテルを建設できるようになった。
上質宿泊施設誘致制度
タイプ | コンセプト | 主な要件 |
ラグジュアリー | 和の文化体験等,上質な宿泊体験の提供 |
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過去に、ガソリンスタンドとコンビニの建設計画が浮上したが、住民と仁和寺が反対していた。