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2025年大阪・関西万博「大阪メトロ(新駅)夢洲駅」2025年1月19日開業 北港テクノポート線(中央線延伸)1日乗車券(エンジョイエコカード)使用不可

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夢洲駅(2025年2月南側から撮影)

大阪メトロは、中央線「コスモスクエア駅」から約3.2km延伸し「夢洲駅」を2025年1月19日(日曜日)に開業した。

開業により、大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」から本町駅で「中央線」に乗り換え約30分(運賃430円)で万博会場に行けるようになった。

ちなみに、本町駅=夢洲駅の所要時間は20分、運賃は380円。

区間 運賃(大人) JR「弁天町駅」経由
梅田駅~夢洲駅 430円(30分) JR大阪駅=弁天町駅=夢洲駅

550円(29分)

新大阪駅~夢洲駅 430円(37分) JR新大阪駅=弁天町駅=夢洲駅

570円(39分)

本町駅~夢洲駅 380円(20分)
コスモスクエア~夢洲駅 330円(5分)
なんば~夢洲駅 430円(26分)
天王寺~夢洲駅 430円(33分) JR天王寺駅=弁天町駅=夢洲駅

550円(32分)

江坂~夢洲駅 480円
大日~夢洲駅 480円
門真南~夢洲駅 480円
八尾南~夢洲駅 480円

大阪メトロと大阪シティバスが一日乗り放題になる「エンジョイエコカード」(平日820円、土休日620円)は、運賃に加算運賃が含まれていないため、コスモスクエア駅~夢洲駅間は使えない。

1日乗車券(エンジョイエコカード)は夢洲駅で乗降できず、コスモスクエア駅から乗り越した場合は、夢洲駅の精算機においてコスモスクエア駅から夢洲駅の運賃と加算運賃(大人2区の場合:330円(240円+90円))を別途、支払う必要がある。

参照 大阪メトロ

2022年4月撮影(コスモスクエア駅から3.2km延伸)

 

「夢洲駅」施設概要

2025年2月

駅名 大阪メトロ「夢洲駅」北港テクノポート線(中央線延伸)
駅番号 C09
所在地 大阪市此花区夢洲
駅構造 鉄骨造(膜屋根構造)
階数 地下2階

  • コンコース(地下1階)
  • ホーム(地下2階)
コンコース(地下1階) 改札機16基

延長190m・幅17m

ホーム(地下2階) 1面2線島式ホーム

延長160m・ホーム幅10m

地上規模 長さ(65m)・幅(19m)・地上からの高さ(約9.7m)
昇降機設備(地下1階から地上)
  • エスカレーター4基
  • エレベーター2基(24人乗り、二方向出入口)
階段幅 約10m
総工費 520億円(駅と駅直結トンネル)

3.2kmの延伸工事全体960億円

設計 大阪市高速電気軌道・安井建築設計事務所
施工 大林組
開業日 2025年1月19日
利用者数 12.9万人(1日最大予想)

  • 万博全体では1日最大22.9万人(予想)

夢洲への延伸区間の線路は大阪港トランスポートシステム(OTS)が所有するが、料金体系を一貫させるなど乗客の利便性も考え、運行はすべて大阪メトロが担う計画となった。

参照 ABC

地下2階ホーム(筆者撮影)

地下1階コンコース(筆者撮影)

コンコース(地下1階)のデジタルサイネージ(高さ3m × 幅55m)

地下1階コンコース(改札機16基)精算機は左右に設置

改札外から撮影

改札外に「券売機」と「ローソンS OSL夢洲駅店(コンビニ)」がある。コンビニの値段は一般のコンビニと同じ(2025年2月現在)だが、店舗面積は20㎡くらいとかなり小さい。

ローソン大阪・関西万博店(コンビニ)

ローソンカフェ大阪・関西万博店(カフェ)

2025年4月13日の万博開催時には、地上に既存店舗とは別のコンビニ店舗「ローソン大阪・関西万博店(約175㎡)」と「ローソンカフェ大阪・関西万博店(約101㎡)」がオープンする。営業時間は共に朝9時~夜9時。

地下1階改札を出ると左に曲がる(筆者撮影)

地下1階から地上階で行くエスカレーター4基と階段

地上に出ると、左側に「万博会場の東ゲート」が見える

東から撮影

エレベーターは駅舎の北側に2基設置されている

地下1階のエレベーター

出典 大阪市

改善して欲しい点

地下2階ホーム

  • 出口の表示がすくない
  • 進行方向と逆に「出口」があるのでわかりにくい

地下1階改札階

  • 地下1階の改札を出て、左方向に曲がってから地上に出るが、案内が小さすぎる

夢洲駅の地上出口から撮影

  • 夢洲駅の地上出口の左側に「万博東ゲート」があるが、物流倉庫が見えるのは、どうにかして欲しい。
  • フェンスがあって「万博東ゲート」も見えにくい。開業前から期待度を高めるために「万博東ゲート」をよく見えるように配慮してもらいたい。
  • 夏の暑さ対策や雨対策のため、ミストや屋根を設置してもらいたい。

 

過去記事

2022年4月撮影

2025年の大阪・関西万博の会場となる大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」へは、すでに地下鉄の海底トンネル(2.3km)が完成していた。

ただ、完成しているのは海底トンネル部分(2.3km)だけだったので夢洲駅まで開通するには、さらに0.9kmのトンネルや3.2kmの地下鉄線路の敷設工事や「夢洲駅」駅舎工事など事業費669億円(従来計画540億円)が必要にり、延伸工事は2020年7月に着工した。

夢洲駅への延伸が完成すれば、大阪駅からは大阪メトロ「本町駅」で中央線に乗り換え所要時間約30分で万博会場にいけるようになる。

2022年4月撮影

2022年4月撮影(夢洲を南から撮影)

2022年4月撮影(夢洲新駅)

大阪メトロ中央線「コスモスクエア駅」から夢洲方面を撮影

 

2025年の大阪・関西万博の開催地「夢洲(大阪市此花区)」へのアクセス計画
延伸計画 建設費 距離 所要時間 完成時期
大阪メトロ(中央線)延伸計画 669億円(従来計画540億円) 約3.2km 大阪駅~万博会場30分 2024年度
阪神高速道路淀川左岸線2期(シャトルバス専用道路) 1800億円 4.4km 新大阪駅~万博会場20分 2024年度

 

出典 日本国際博覧会協会

出典 国土交通省

大阪メトロ「夢洲駅」の位置(出典 大阪メトロ)

夢洲 (出典 大阪市)

 

以前発表された「夢洲新駅」のデザインから変更か?

今回発表された新駅デザインから考えると以前の計画は変更された可能性が高い。

以下は以前の記事

大阪メトロ夢洲駅(今後、関係者と協議・調整)

  • 「夢洲駅」では、自動運転の「モビリティー」に乗り換える構想がある。
  • 右側の緑の縁取りのある車両が「大阪メトロ中央線」と思われる。
  • 左側の全面ガラス車両は、島内の「自動運転モビリティー」と思われる。

 

2025年大阪・関西万博 開催概要

出典 日本国際博覧会協会

2025年に開催される大阪・関西万博のアクセス手段として大阪メトロ「中央線」の延伸、阪神高速道路淀川左岸線2期(シャトルバス専用道路)などの整備が進んでいる。

2025年大阪・関西万博 開催概要
テーマ いのち輝く未来社会のデザイン
会期 2025年4月13日(日)~2025年10月13日(月)
会期日数  184日間
会場 大阪市此花区の人工島「夢洲」
所在地 大阪市此花区夢洲
会場面積 155ha
アクセス 大阪メトロ中央線(北港テクノポート線)延伸・新駅設置予定
経費 1,850億円(会場建設)
8700億円(運営費)
来場者数 3,036万人(当初2,820万人)
パビリオン数 約110
参加国・地域 153か国・地域
入場料 前売り前期券(開幕日から2025年7月18日)

  • 5,000円(大人:18歳以上)
  • 3,000円(中人:12歳以上~17歳以下)
  • 1,200円(小人:4歳以上~11歳以下)

一日券

  • 7,500円(大人:18歳以上)
  • 3,500円(中人:12歳以上~17歳以下)
  • 1,500円(小人:4歳以上~11歳以下)

出典 日本国際博覧会協会

 

北港テクノポート線建設事業概要

北港テクノポート線計画は、地下鉄中央線コスモスクエア駅から夢洲駅(南ルート3.2km)、舞洲駅から新桜島駅(仮称)北ルート4.3kmの合計7.5kmの地下鉄路線。

南ルートは2024年度に開業予定だが、北ルートは事業休止中。

 

 

JR桜島線延伸計画

JRユニバーサルシティ駅の西から地下化し、舞洲を経由し、夢洲までへ約6kmを延伸する計画。総工費は1,700億円かかるが、大阪駅から乗り換えなしで舞洲、夢洲(約22分)に行くことができる。

2022年4月現在、計画は進んでおらず、2025年の大阪関西万博には間に合わない。IR(統合型リゾート)の誘致が正式に決定すると、計画が進むと予想されている。

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