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「ハイアット セントリック なんば 大阪(267室)」2031年3月開業予定「地上28階建・高さ128m・延床面積5万㎡」 (仮称)難波千日前地点再開発プロジェクト(南海「難波駅」東側)

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関西初の「ハイアット セントリック」がなんばに登場

ハイアット ホテルズ コーポレーション(本社:米国イリノイ州シカゴ)は、関西初となる「ハイアット セントリック」ブランドのホテル「ハイアット セントリック なんば 大阪」を、2031年3月に開業すると発表しました。

このホテルは、関電不動産開発、南海電気鉄道、大阪メトロが共同で進める「難波千日前地点再開発プロジェクト(仮称)」の一環として建設される高層ビルに入居します。建物は地上28階建て、高さ128メートル、延床面積は約5万平方メートルで、ホテルは15階から28階部分に展開されます。

ホテル部分の面積は約1万8700平方メートル。客室は267室を予定しており、すべて34平方メートル以上のゆとりある空間になります。15階にはパノラマビューを楽しめるロビーが設けられるほか、レストラン&ラウンジ、28階屋上にはルーフトップバーも登場。さらに、ファンクションスペースやフィットネス施設も備え、幅広いニーズに応えるホテルになる予定です。

「ハイアット セントリック」は、都市の中心でその街らしさを体験できるライフスタイルホテルブランド。ミナミのど真ん中に誕生する新しい拠点は、観光にもビジネスにもぴったりの場所になりそうです。

2031年3月、難波に新しいランドマークホテルがオープンする日が今から待ち遠しいですね。

  • 15~28 階 ハイアット セントリック なんば 大阪(267室)
  • 4~13 階 オフィス
  • B2~3 階 商業施設

 

商業施設

1階は、なんば広場やなんさん通りと段差なくつながる設計になっていて、街のにぎわいが広がるように店舗などを配置します。

さらに、地下から地上まで吹き抜けを設けることで、地上の活気を上下のフロアにも感じられる空間にしています。

また、地下2階では、地下街「NAMBAなんなん」との接続口を広くして行き来しやすくし、施設全体に一体感を持たせています。

 

オフィス

なんばに誕生する新しいオフィスは、働く人の自由な発想を大切にした空間が魅力です。

気軽に使えるコワーキングスペースや、来客対応もスムーズに行えるフロアを完備。さらに、内装を自由にアレンジできるスケルトンオフィスも用意されており、企業やチームのスタイルに合わせて、自分たちだけのオフィス空間をつくることができます。

一部フロアにはバルコニーも設置され、外の風や景色を感じながらリフレッシュできる設計に。仕事中でも心地よいひと息をつける空間が整えられています。これは、働く人の健康や快適さを重視したWell-Beingへの取り組みでもあります。

フロアの規模も魅力的です。標準的なフロアはなんばエリア最大級の約380坪。しかも30坪単位で自由に区切ることができるため、少人数のスタートアップから大企業まで、さまざまな規模や用途に対応可能です。

このオフィスビルは、多様なクリエーターや企業が集まり、新しい働き方を実現できる場所として注目されています。なんばの中心で、自由でクリエイティブな毎日を送りたい方にぴったりのワークプレイスです。

アクセスは、南海本線「難波駅」東出口より徒歩1分。

位置図

地図

 

(仮称)難波千日前地点再開発プロジェクト
当ブログ作成の完成予想イメージ(非公式)
名称 (仮称)難波千日前地点再開発プロジェクト
所在地 大阪市中央区難波千日前6番3、6番4、6番8、9番5、9番9(地番)
旧建物 旧・難波センタービル

旧・三菱UFJ跡地

敷地面積 3,053.35㎡
建築面積 2,240.50㎡
延床面積 49,617.94㎡
容積対象面積 46,486.35㎡
構造 鉄骨造 一部 鉄骨鉄筋コンクリート造
高さ 128m
階数 地上28階・地下2階
構成施設 15~28 階 ハイアット セントリック なんば 大阪(267室)
4~13 階 オフィス
B2~3 階 商業施設
事業者 関電不動産開発株式会社
南海電気鉄道株式会社
大阪市高速電気軌道株式会社
設計 株式会社IAO竹田設計
施工 未定
着工 2027年3月1日
竣工 2031年3月31日
容積率 1,600%
アクセス 南海本線「難波駅」東出口より徒歩1分
大阪メトロ御堂筋線「なんば駅」3番出口徒歩5分

建築計画のお知らせ

立面図

配置図

2025年5月

北から撮影

北西から撮影

西から撮影

南西から撮影

南西から撮影(右手前の「なんなん会館」も計画地に入る)

南から撮影

 

2025年2月

2025年2月

難波千日前地区(A地区)

出典 大阪市

2025年2月(南西から撮影)右の建物も再開発区域に含まれる

2025年2月(西から撮影)

2025年2月(旧・三菱UFJ跡地)

「旧・難波センタービル」と「旧・三菱UFJ跡地」の2敷地と周辺建物の合計で3,053㎡となり、奥行きが短いので「横長」のビルになる。

 

当ブログまとめ

難波千日前地区地区計画

名称 難波千日前地区地区計画
所在地 大阪市中央区難波千日前、難波五丁目、浪速区難波中二丁目
施行面積 約1.0ha(道路を含む)
敷地面積 約0.7ha(道路を含む)

 

A・B地区の概要

A・B地区の容積率 1,600%
A地区 三菱UFJ跡地(大阪メトロ・南海電鉄)

難波センタービル(関電不動産開発)

敷地面積合計3,200㎡(延床面積約50,000㎡)

高さ100m超

B地区 Yes Nambaビル

  • テナント
  • 大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)
  • よしもと漫才劇場
  • ドン・キホーテ「なんば千日前店」

敷地面積1,800㎡(延床面積約28,800㎡)

 

A地区の開発の方針

地区 開発の方針
A地区 なんば駅前広場及びなんさん通りの賑わい創出に寄与する「業務」「商業」「文化」「エンターテイメント」「宿泊」等の機能を導入する。

さらに、A地区には、屋内通路を設置し「なんさん通り」から「なんばグランド花月」までの歩行者動線を確保する。

地下鉄なんば駅から「なんば駅前広場」「なんさん通り」への回遊性を確保するとともに、地下2階から地上2階の重層的なにぎわいを創出するため、地下街及びなんさん通りとの接続部に地下と地上をつなぐ立体的多目的広場(地下2階~地上2階)を整備する。

出典 大阪市

B地区の開発の方針

B地区 開発の方針
B地区 敷地面積は約1,800㎡で、容積率が1,600%まで緩和されると延床面積2.9万㎡のビルを建設できる。

劇場と商業施設ならば、高さは80m程度ではないか?

 

2024年12月

2024年6月

2024年6月撮影

難波センタービル(2023年6月)

難波センタービル解体
2024年12月撮影
2024年6月撮影
名称 難波センタービル
所在地 大阪市中央区難波千日前12-22
敷地面積 1,400㎡
所有者 関電不動産開発
階数 地上8階建
竣工 2001年
解体事業者 竹中工務店
解体着工 2024年3月1日
解体完了 2025年4月30日
アクセス 南海本線「難波駅」東出口より徒歩4分
大阪メトロ御堂筋線「なんば駅」3番出口徒歩5分
労災保険関係成立票

大阪市中央区の「難波センタービル」が解体されており、解体工事に伴い地下道への階段が2024年3月から2029年夏まで閉鎖される。

 

三菱UFJ跡地

写真の左側(2024年6月撮影)

名称 三菱UFJ跡地

「南海と大阪メトロ」が土地取得

所在地 大阪市中央区難波千日前12-24
敷地面積 743㎡
発注者 南海電気鉄道
解体施工 南海辰村建設
労災保険関係成立票の期限 2022年9月30日
なんばエリア全体の開発

出典 大阪市

南海電気鉄道株式会社の新中期経営計画(2022年~2024年)

エンターテイメントシティ2050Namba”(仮称)

~グレーターなんばビジョン戦略マップ~

エンターテイメントシティ界隈共創エリア
“エンターテイメントシティなんば”中核エリア。なんば広場が人・情報のハブの役割を果たし、伝統・文化の継承、ポップカルチャーの融合等エンタメが充実した大阪観光の中心地を目指す。

大阪市や南海電鉄の資料から、「なんさん通り」は、オフイスエリアではなく、エンターテイメントエリアとして再開発されると予想される。

大阪市や南海電鉄としては、なんば駅前広場・なんさん通りを整備し、なんば・心斎橋エリア全体の回遊施を高める狙いがある。

路地の様子(2023年6月)

狭い路地の向こうには、「なんばグランド花月」などがある。

しかし、アクセスが悪いために、もうひとつ発展していない感じがする。

したがって「なんさん通り」は、南海電鉄「なんば駅」とエンターテインメントエリアを結ぶゲートウェイのような再開発が期待される。

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