2030年秋に大阪IR(統合型リゾート)、2031年には「なにわ筋線」の開業が予定されており、大阪には国内外からさらに多くの人が訪れると見込まれています。
このチャンスを「なんばエリア」の発展につなげようというのが、南海電鉄が打ち出した「グレーターなんば構想」です。これは同社の「新中期経営計画(2022~2024年度)」に盛り込まれている都市開発ビジョンで、なんばを「大阪の国際ゲートシティ」として再構築する狙いがあります。
グレーターなんば構想のポイント
- なんばエリアを大きく4つのエリアに分ける
- それぞれのエリアの特色を活かした都市開発を行う
- 商業・観光・ビジネス・文化が融合する「広域なんば」を形成
期待される効果
- 「大阪IR」や「なにわ筋線」の開業で増える来訪者を、なんばエリア全体に取り込む
- 観光客だけでなく、働く人・住む人にとっても魅力ある都市空間をつくる
- 大阪の国際都市としての地位をさらに高める
要するに、「グレーターなんば構想」とは 大阪の未来を見据えて、なんばを国際観光・ビジネス都市の中心に育てるプロジェクト ということです。
南海電気鉄道株式会社の新中期経営計画(2022年~2024年)
エンターテイメントシティ2050Namba”(仮称)
~グレーターなんばビジョン戦略マップ~
4つの重点エリア
新駅ライフ・ステイ共創エリア
なにわ筋線新駅から西・南に広がる大規模開発ポテンシャルを持ったエリア。
オフィス、都心型住居始め、ホール・展示場等新しい都市機能を備えたなんば新都心を目指す。
シン・なんばターミナル共創エリア
約一世紀にわたる当社開発共創エリア。スクラップ&ビルドに合わせ、未来の「シン」なんばターミナルに相応しい都市型商業集積や次世代型集客機能が融合した街区を目指す。
エンターテイメントシティ界隈共創エリア
“エンターテイメントシティなんば”中核エリア。なんば広場が人・情報のハブの役割を果たし、
伝統・文化の継承、ポップカルチャーの融合等エンタメが充実した大阪観光の中心地を目指す。
新今宮ダイバーシティ共創エリア
なんば・天王寺を結ぶ好立地エリア。
国籍や世代を超えた様々な要素が交ざり合い、新しい文化・情報が発信され続ける街に生まれ変わることで、くらす、働く、訪れる各シーンでの活動拠点として、グレーターなんば第二の玄関口を目指す。
回遊性の向上
南海電鉄グループは、通天閣の運営会社「通天閣観光」を2024年に子会社化しました。
そして「なんば駅~今宮戎駅~新世界エリア」をつなぐ人の流れを良くし、回遊しやすくすることで、この一帯をさらに発展させていく計画を進めています。