
東京都港区で計画が進む「六本木5丁目プロジェクト」(六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業)は、六本木ヒルズに隣接する約9.2haを対象とした国内最大級の再開発事業です。森ビルと住友不動産が事業協力者として参画しており、「第2六本木ヒルズ」とも呼ばれています。
計画地は六本木ヒルズの西側

再開発区域は、六本木5丁目、六本木6丁目、麻布十番1丁目にまたがるエリアで、六本木交差点南西側の広大な地域が対象となります。老朽化した建物や狭い道路、高低差のある地形など、現在の街が抱える課題を解決しながら、新たな都市拠点を形成する計画です。
高さ327mの超高層ビルを建設
計画の中心となるA-1街区には、高さ約327m、地上66階の超高層ビルが建設される予定です。さらにB街区には高さ約288m、地上70階の超高層タワーマンションが計画されています。
完成すれば、六本木ヒルズ森タワー(238m)を大きく上回る新たなランドマークとなり、東京のスカイラインを大きく変える存在になります。
オフィス・住宅・ホテル・商業施設が集積
施設内にはオフィス、住宅、商業施設、ホテル、文化施設など多様な都市機能が導入される予定です。東京都は、交通結節機能の強化やバリアフリー動線の整備、広場空間の創出などを通じて、国際競争力の高い複合市街地の形成を目指しています。
総延床面積は100万㎡超
計画全体の延床面積は約100万㎡を超える見込みで、六本木ヒルズを上回る規模となります。事業費も数千億円規模に達するとみられ、日本最大級の民間都市開発プロジェクトの一つになる可能性があります。
今後のスケジュール
2024年4月に都市計画決定が行われ、現在は事業化に向けた準備が進められています。今後、組合設立や工事着手を経て、2030年代前半の完成が見込まれています。
まとめ
六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業は、単なる超高層ビル建設ではなく、六本木・麻布エリア全体の都市機能を更新する国家級プロジェクトです。高さ327mの超高層ビルや大規模住宅、商業施設が整備されることで、東京の新たな中心地として大きな注目を集めています。将来的には「麻布台ヒルズ」「六本木ヒルズ」に続く、東京を代表する新たな街となりそうです。
