出典 大阪市
大阪市と大阪港トランスポートシステム(OTS)が所有する大阪南港咲洲のコスモスクエア地区の土地を複合一体開発する事業者予定者は、アーク不動産(大阪市中央区)に決定した。
アーク不動産の提案価格は71億8000万円。
このうち、2019年1月にも「300戸のマンション建設」が始動する。
コスモスクエア地区の複合一体開発が19年1月から始動/初弾は分譲マンション300戸/近鉄不動産など https://t.co/UPmBa7KYTe pic.twitter.com/EmKDEQDoTA
— 建設ニュース (@constnews_info) 2018年9月17日
地下鉄中央線「コスモスクエア駅」前
開発提案
用途 | 階数 | 規模 | 棟数 |
ホテル・店舗 | 22階 | 600室 | 1棟 |
分譲住宅 | 15階 | 300戸×2棟=600戸 | 2棟 |
スポーツ施設・店舗 | 8棟 | ||
合計 | 11棟 |
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売却対象地
出典 大阪市
区画 | 所在地 | 面積 | 容積率(最高限度) | 地権者 |
1 | 大阪市住之江区南港北2丁目 | 12,073平米 | 400% | 大阪市 |
2 | 大阪市住之江区南港北2丁目 | 12,443.71平米 | 400% | 大阪市 |
3 | 大阪市住之江区南港北1丁目 | 16,205.39平米 | 800% | 大阪市 |
4 | 大阪市住之江区南港北1丁目 | 3,431.52平米 | 800% | OTS |
合計 | 44,153.62平米 |
出典 大阪市
今回の公募には、アーク不動産のみが応募しており、対象面積は、4区画の合計で44,153.62平米となる。
なお、土地の売買契約は2018年3月上旬に結ぶ予定となっている。
分譲マンション
出典 大阪市
分譲マンションは15階建で、コスモスクエア駅に隣接する3地区に1棟当たり300戸を2棟建設する計画となっている。
(敷地面積16,205.39平米)
着工 | 竣工 | 階数 | 戸数 | |
1期棟 | 2019年1月 | 2021年度 | 15階 | 300戸 |
2期棟 | 2019年度 | 2022年度 | 15階 | 300戸 |
合計 | 600戸 |
ホテル
出典 大阪市
「600室・22階建てのホテル・店舗棟」はコスモスクエア駅に隣接する4地区に建設する計画。
用途 | ホテル・店舗 |
敷地面積 | 3,431.52平米 |
延床面積 | |
階数 | 22階 |
客室数 | 600室 |
着工 | 2025年度 |
竣工 | 2027年度 |
物販・飲食店舗棟
出典 大阪市
物販や飲食が入る店舗3棟はコスモスクエア駅からやや遠い2区画に建設される。
用途 | 物販・飲食 |
敷地面積 | 12,443.71平米 |
延床面積 | 約6,600平米 |
階数 | 2階 |
着工 | 2021年度 |
竣工 | 2022年度 |
スポーツ施設・飲食棟
出典 大阪市
飲食店舗・スポーツ施設の合計5棟は、コスモスクエア駅から最も遠い4区画に建設される計画となっている。
用途 | スポーツ施設・飲食 |
敷地面積 | 12,073平米 |
延床面積 | 約2,000平米 |
階数 | 平屋 |
着工 | 2023年度 |
竣工 | 2024年度 |
コメント
ホテル、マンション、レストラン、スポーツ施設と大規模な開発だが、マンションの着工は2019年1月と一番早い。
これは、マンション販売の場合、建物完成前に契約し、頭金で資金を一部回収できるからだと思われる。
例えば、300戸×頭金1,000万円=30億円となる。