京都新聞によると、滋賀県の「ロイヤルオークホテル スパ&ガーデンズ」が新型コロナの影響で業績が悪化し事業継続を断念した。 2020年4月28日にホテル運営会社が自己破産を申請して倒産した。従業員数は200名だった。
ロイヤルオークホテルが事業停止 新型コロナ影響で業績悪化、継続断念か | 京都新聞 https://t.co/UBAh10xo7q
— 関西散歩ブログ (@KansaiSanpo) April 29, 2020
ロイヤルオークホテル スパ&ガーデンズは2020年4月28日から2020年6月30日まで臨時休館するとしていた。
同ホテルは1990年5月に開業し、バブル崩壊の影響で当時のホテル運営会社が経営破綻したが、2003年7月に「ロイヤルオークリゾート」が事業再開していた。
客室数は167室で西日本最大級のスパを有し、2014年3月期の売上高は約31億円だった。
2015年頃から京都市内でホテルが多数開業したことにより、京都の郊外にある本ホテルの利用者が減少、あるいは客単価が低下した可能性がある。
負債総額は50億円
負債総額は50億円で、さらに30年間、プールの水を井戸水を使うことで下水道使用料を不正に免れていたため過料を含む5億2000万円が加わることになる。2020年9月にも債権者集会を開催する予定。
関西では「WBFホテル&リゾーツ」に続くホテル運営会社の破綻となる。2020年4月の東京や大阪のホテル稼働率は10%~30%と見られる。ホテルの損益分岐点は稼働率70%と言われるので、ほとんどのホテル運営会社は赤字営業と思われる。