アマン創業者であるAdrian Zecha(エイドリアン・ゼッカ)と株式会社ナル・デベロップメンツ(京都府京都市)は、新しい旅館ブランド「Azumi(アズミ)」と旅館別棟「yubune」を2021年3月1日に開業した。生口島の旧堀内邸などを改修する。
場所は広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田269で、生口島へは尾道から橋で通行できる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000068043.htmlml
アマン創業者Adrian Zecha(エイドリアン・ゼッカ)氏は、1950年代に報道機関の特派員として東京に駐在していたとき、箱根などの「旅館」に出会い、家族的なおもてなし溢れる宿泊形態に感銘を受け、現在の「アマン(aman)」を立ち上げた。
旅館ブランド「Azumi Setoda」概要
施設名 | Azumi Setoda |
所在地 | 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田269 |
敷地面積 | 3,300㎡ |
客室数 | 22室(客室面積50㎡~70㎡) |
価格帯 | 約65,000円(税・サ別、朝食込み) |
付帯施設 | 庭園、あずまや、レストラン、バー、ラウンジ、ショップ |
開業 | 2021年3月1日 |
「yubune」(旅館別棟)概要
施設名 | yubune |
所在地 | 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田269 |
客室数 | 14室(客室面積20㎡~30㎡) |
価格帯 | 約20,000円(税・サ別)〜 |
付帯施設 | 銭湯とサウナ、湯あがりラウンジ |
開業 | 2021年3月1日 |
新ブランド「Azumi」
新ブランド「Azumi」がどのような形態になるかは具合的に公表されていない。
当ブログが思うに、「Azumi」は、より「日本の旅館」に近づいた形態で、東京や京都など大都市ではなく、地方都市に展開するのではないか?
瀬戸内海の「直島」(香川県)には、現代アートを見るため欧米からも観光客が来ている。今後、世界中から観光客が「瀬戸内海」に来る可能性がある。
大阪や神戸は「瀬戸内海観光」の拠点機能を強化すべきだと思う。大阪や京都と言った「都市単体の観光」ではなく「周遊タイプの観光」が注目されるかもしれない。
そう言った意味で、各々の都市は連携して観光ルートを開発する段階に入ったのではないだろうか?