(仮称)荒本駅(出典 大阪モノレール)
大阪モノレールは、2029年開通を目標に、現在の終点「門真市駅」から南側に約8.9km延伸する。
延長区間には新たに4駅が設置される予定で、東大阪市の「荒本駅(仮称)」は「旧イオン東大阪店」の跡地の一部に建設され、近鉄けいはんな線「荒本駅」(大阪メトロ中央線直通)と接続される。
大阪モノレール(仮称)荒本駅
所在地:大阪府東大阪市荒本北2(旧イオン東大阪跡地)
階数 :3階建
接続駅:近鉄けいはんな線「荒本駅」(大阪メトロ中央線直通)
2023年9月(南西から撮影)
2023年9月(南西から撮影)
2023年9月(南方向を撮影)
2023年9月(南東から撮影)左は東大阪市役所
2023年9月(東方向を撮影)
2023年9月(近鉄「荒本駅」)
「旧イオン東大阪店」の土地所有者は大阪府で、イオンリテールが定期借地権により使用していたが、2022年に契約が終了し、大阪府に返却される予定となっている。
すでに「旧イオン東大阪店」は2021年3月末に閉店し、2023年9月現在、解体は完了している。
一旦、大阪府に返却された後に、新駅以外の敷地は2029年のモノレール開業を待たずに売却される予定となっている。
跡地利用については、駅直結の「商業施設」と「共同住宅」が建設されると思われる。
地図
旧イオン東大阪店概要
旧イオン東大阪店(2018年)
- 所在地 大阪府東大阪市荒本北2-3-22
- 敷地面積 約22,350㎡
- 開業 2003年(カルフール東大阪)・2011年(イオン東大阪店)
- 閉店 2021年3月末
大阪モノレール延伸事業概要
出典 大阪府
建設区間 | 門真市駅 ~(仮称)松生駅~(仮称)門真南駅 ~ (仮称)鴻池新田駅 ~ (仮称)荒本駅 ~ (仮称)瓜生堂駅 |
路線延長 | 約8.9km |
駅数 | 5駅 |
開業目標 | 2029年 |
事業主体 | インフラ部 :大阪府 |
インフラ外部:大阪モノレール株式会社 | |
構造形式 | 複線高架形式(跨座式モノレール) |
事 業 費 | 約1,050億円(税込) |
変更前
延伸区間路線図
延伸区間
2020年4月1日、国土交省大臣は大阪モノレール延伸事業の工事施工を認可し、2020年度中にも着工する予定。
総事業費は約1,050億円で、2029年度の完成を目指す。
延伸区間は京阪「門真市駅」~近鉄「瓜生堂駅(新設駅・仮称)」間の8.9kmで新規駅は合計で5駅(松生駅、門真南駅、鴻池新田駅、荒本駅、瓜生堂駅すべて仮称)となる。
大阪モノレールは1990年に開業し、現在は大阪府の主要道路「中央環状線」に沿う形で「大阪空港駅」~「門真市駅」までの「本線」21.2kmが開業している。
1998年には「万博記念公園駅」からの支線「彩都線」が部分開業し、2007年に「彩都西駅」までの6.8kmが延伸開業した。
さらに2029年以降、堺市まで延伸する計画案(工期10年)も浮上している。