2018年10月19日(金)午後10:15放送の 「日経プラス10」(BS 7ch)で、中国企業が大阪の町工場を相次いで買収していると放送された。
中国企業が「大阪」の町工場を買収する理由
- 中国の人件費が高騰しており、より付加価値の高い製品を作る必要がでてきた。そのため日本の技術が必要になった。
- 中国からアメリカに輸出すると高率関税が課税されるが、日本からアメリカに輸出すると関税が安い。
- 大阪は東京と並ぶ大都市だが、東京よりもコストが安い。
- 大阪は中国人観光客に人気で、すでに中国系観光会社などが進出しており、中国人ネットワークができている。
- 大阪の町工場は後継者不足で、会社を売却することが多くなっている。
- 大阪の町工場単独では中国向けに販路を開拓するのは困難だが、中国企業傘下となれば、中国向け輸出の増加が期待できる。
番組では中国企業の買収による人材や技術流出の懸念があるものの、躊躇していれば、日本企業の生き残りは難しいと締めくくった。