2017年10月3日 日経新聞
9月の関西百貨店、大阪市内が好調 秋冬衣料販売伸びる
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21791140S7A001C1LKA000/
百貨店店舗別売上増加率
店舗名 | 前年同月比 |
大丸心斎橋店 | +30.1% |
あべのハルカス近鉄本店 | +23.1% |
高島屋大阪店 | +18.0% |
阪急うめだ本店 | +14.5% |
大丸心斎橋店は免税品売上が急増している。特に化粧品や秋物衣料品が好調に売れているようだ。
関空から近い天王寺(ハルカス近鉄百貨店本店)、なんば(高島屋大阪店)、心斎橋(大丸心斎橋店)の伸びが約18%~30%と驚異的な数字になっている。
もちろん梅田(阪急うめだ本店)も14.5%の増加と好調だ。
デパート売上で前年比+30%という数字は聞いたことがない。一時、訪日外国人の「爆買い」の勢いが沈静化したが、それが復活しているようだ。
訪日外国人のリピーターが年間2~3回来日し、化粧品や衣料品を購入しているように思える。
アジア人にとって欧米の化粧品は肌に合わないことがあるし、欧米ブランドの服もサイズがアジア人には合わないことがあることがある。
それが日本で購入する理由かもしれない。
近鉄百貨店も前年同月比+23.1%と好調だ。あべのハルカスの「マリオットホテル」に宿泊して、ハルカスに入居する「近鉄百貨店」で買い物すれば、荷物をすぐにホテルの部屋まで運べるので便利だ。
超高層ビルにデパートとホテルが入居することで相乗効果が生まれている。
神戸だけが取り残されている?
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(中略)塚田裕昭・主任研究員は「関西は大阪、京都だけでなく、奈良なども人気が出てリピーターが増えている。」
引用 琉球新報 https://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-435025.html
関西の大阪、京都、奈良は外国人に人気であるが、神戸だけは不人気となっている。
「デザイン都市・神戸」は経済効果がないどころか、逆に神戸衰退の原因になっているのではないか?
神戸は人の住んでいない人工的なデザイン都市を追求しているようで、住民にとっても不便、外国人観光客にも不人気な失敗都市になる可能性がある。