阪急うめだ本店(大阪市)
日本百貨店協会が発表した2024年5月の全国百貨店売上高は、全国で4,692億円で、前年比+14.4%の増加となった。
地区別では、東京1,414億円(前年比+17.3%)、大阪863億円(前年比+31.5%)だった。
特に大阪地区の増加率は前年比+31.5%で驚異的な増加を示した。
免税品売上は718億円で、全売上高の15%を占めたことから、大阪地区でも免税品売上高の増加が全体の売上高を押し上げたと推測される。
神戸地区の売上高は124億円で大阪地区の863億円の7分の1となっている。
神戸地区の売上高も前年比+16.0%と大幅に増加しているが、インバウンドの取り込みが弱く、大阪との差が広がったと推測される。
2024年5月 年間百貨店売上高
地区 | 2024年5月売上高(月間) | 対前年比 |
全国 | 4,692億円 | +14.4% |
東京 | 1,414億円 | +17.3% |
横浜 | 280億円 | +9.4% |
名古屋 | 331億円 | +14.6% |
大阪 | 863億円 | +31.5% |
京都 | 229億円 | +24.4% |
神戸 | 124億円 | +16.0% |
札幌 | 121億円 | +10.1% |
仙台 | 54億円 | +2.2% |
広島 | 63億円 | -2.6% |
福岡 | 213億円 | +27.3% |