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【航続距離1000km】全固体電池搭載EV(電気自動車)2022年 中国メーカー「NIO」が発売か?

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出典 NIO(中国)

中国の新興電気自動車メーカー「NIO」(ニーオ)が2022年に全固体電池を搭載した電気自動車「ET7」を発売する。

 

全固体電池

全固体電池とは、電池の電解液を固体電解質に変更したもので、現在主流の「リチウムイオン電池」の2倍~3倍のエネルギー密度を持つとされる。

また、全固体電池は安定性が高く、発火の危険性が少なく、リチウムイオン電池よりも長寿命とされる。

リチウムイオン電池のような電解液を注入する工程が不要で、2030年頃には全固体電池の製造コストは3分の1になると予想されている。

 

航続距離の比較
モデル(電池容量) 航続距離
日産リーフ(40kWh) 322km(WLTCモード)~400km(JC08モード)
日産リーフ(62kWh) 458km(WLTCモード)~570km(JC08モード)
テスラ モデル3(79kWh) 580km(WLTP)
テスラ モデル5 652km(WLTP)
EV7(150kWh) 1,000km

 

「ET7」の仕様

全長 5,098mm
全幅 1,987mm
全高 1,505mm
ホイールベース 3,060mm
最大出力 652hp(フロント245hp+リア408hp)
航続距離(電池容量) 500km(70kWh)
700km(100kWh)
1,000km(150kWh)
電気自動車普及の影響

現在のガソリン車の部品点数は3万点だが、電気自動車は1万点と少ない。

また高熱となるガソリンエンジンがないためプラスチック部品などを多用でき、バッテリー以外は大幅なコストダウンが可能となる。

その結果「下請けや孫請けなどの数十万人の雇用に影響する恐れがある」とされる。

引用 President Online https://president.jp/articles/-/25420?page=1

ソニーやアップルなど電気メーカーやIT企業も電気自動車市場に参入する動きがあり、日本の産業構造にも変化があるかもしれない。

 

2030年ガソリン車廃止の動き
国名 ガソリン車(販売禁止)時期 HV(販売禁止)時期
イギリス 2030年 2035年
日本 2030年代半ば
フランス 2040年まで
中国 2035年
アメリカ・カリフォルニア州 2035年までに
カナダ・ケベック州 2035年までに

電気自動車(EV)の充電時間は急速充電で30分~60分、家庭用電源で5時間くらいかかる。

2030年代のEVの普及を見据えて、マンションやホテルでも「急速充電装置」を設置すべきだと思う。少なくとも、将来的に「急速充電装置」を設置できるスペースは確保すべきだ。

自動車もスマホのように「部品」を買って組み立てる時代になると、スマホ市場のようにアメリカ企業と中国企業がトップシェアを握る時代になると思う。

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