姫路市文化コンベンションセンター(出典 姫路市)
兵庫県姫路市は「アクリエひめじ(姫路市文化コンベンションセンター)」を2021年9月に開館する。
場所はJR姫路駅から東側へ徒歩10分の場所で「2,000席の大ホール、中小ホールや4,000㎡の展示場」などの持つ。
建設費は約245億円で、2018年10月19日に起工式を行った。
「アクリエひめじ」という名称は「架け橋(アーク)」と「創造(クリエーション)」を組み合わせた造語
大ホールと中ホールの緞帳(どんちょう)は、姫路市出身のデザイナー高田賢三さんがデザインをし、大ホール用の緞帳製作費5,000万円は地元企業「グーローリー(貨幣処理機製造)」が姫路市に寄付をする。
出典 姫路市
JR姫路駅東口から長さ700mの通路を建設し「姫路市文化コンベンションセンター」と連絡する。
この通路の途中に「キャスティ21」を建設し、姫路市文化コンベンションセンターとの通路と一体開発する。
「キャスティ21」の完成予想図(出典 姫路市)
JR姫路駅東の建設予定地(2018年4月)
姫路市文化コンベンションセンター 物件概要
出典 姫路市
- 大ホール 約2,000席
- 中ホール 約700席
- 小ホール 約180席
- 屋内展示場 約4,000㎡
- 屋外展示場 約1,600㎡
大ホール(2,000席)の完成予想図(出典 姫路市)
中ホール(700席)の完成予想図(出典 姫路市)
小ホール(180席)の完成予想図(出典 姫路市)
2018年4月撮影
JR高架線路の南から見て、写真の右奥に「アクリエひめじ(姫路市文化コンベンションセンター)」が建設され、写真の左奥に「キャスティ21」が建設される。
出典 姫路市
地図
JR姫路駅の北側は商業施設「ピオレ姫路」や「ホテルモントレ姫路」が建設されて、ほぼ再開発が完成している。今後「アクリエひめじ(姫路市文化コンベンションセンター)」が開業すれば、JR姫路駅東側の再開発が進むと見られる。
実際に、現地に行くと、JR姫路駅から東側は高架下に駐車場があるだけだったが、今後開発されると賑わいが演出されると思われる。
兵庫県立芸術文化センター(西宮市)
- 大ホール 2,000席
- 中ホール 800席
- 小ホール 417席
規模的には兵庫県立芸術文化センター(西宮市)とほぼ同じだが、アクリエひめじ(姫路市文化コンベンションセンター)「4,000㎡の展示場」を併設する点が異なる。