阪急京都線(河原町行)ホーム(2019年3月9日撮影)
2019年3月9日(土)、阪急京都本線十三駅5号線ホーム(河原町行)のホームドアが稼働開始した。
これにより、阪急十三駅では「宝塚線の上下2ホーム」と「京都線(河原町行)ホーム」の合計3つのホームでホームドアが稼働することになった。
阪急十三駅でのホームドア設置工事はこれで終了する。
「京とれいん」は6両編成で、通常の列車よりも車両数が少ないため、乗車位置の標識が設置されている。
京都線(梅田行)ホームから撮影
京都線(梅田行)ホームには、ホームドアは設置されない。
コメント
神戸線ホームは直線で見通しがいい。
また、京都線の梅田行ホームは、下車する利用者がほとんどで乗車客は少ない。そのためホームドアの設置の必要性が少なかったと思われる。
阪急電鉄「十三駅」ホームドア(可動柵)設置ホーム
路線 | ホーム | 設置開始日 | 稼働日 |
宝塚線 | 宝塚行3号線ホーム | 2018年7月上旬 | 2018年9月8日(土) |
宝塚線 | 梅田行4号線ホーム | 2018年12月12日頃 | 2019年2月2日(土) |
京都線 | 京都行5号線ホーム | 2019年1月下旬 | 2019年3月9日(土) |
阪急十三駅のホームドアの設置費用は3つのホーム合計で10億円とされる。
出典 阪急電鉄
宝塚線梅田行4号線ホーム(2019年2月2日 稼働)
宝塚線梅田行3号線ホームの可動式ホーム柵の仕様
タイプ | 腰高タイプの可動式ホーム柵 |
高さ | 約1.3m(固定部分) |
開口部幅 | 約3.2m |
可動柵長さ | 約160m |
阪急電車十三駅にホームドアが設置された理由
- 1日の乗降客が7万5000人と多い
- 京都線、宝塚線、神戸線の3路線が乗り入れ乗り換えが多い
- ホームが曲線になっており、駅職員がホームの状況を確認しにくい
阪急電車十三駅美装化
十三駅の地下通路も、美装化されつつある。
神戸線のラインカラーは「ブルー」(港町神戸の海)
宝塚線のラインカラーは「オレンジ」(箕面の紅葉)
京都線のラインカラーは「グリーン」(古都京都の木々)
コメント
最近、新大阪駅を拠点化する構想がでてきて、阪急電鉄も「新大阪駅~十三駅」に新路線を建設する計画を立てている。
また、十三駅西側の「武田薬品工業大阪工場」の一部売却の動きもあり、十三駅周辺も変化しつつある。