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北陸新幹線(敦賀~新大阪)はどうなる?新大阪駅以西は?

北陸新幹線(敦賀~新大阪)予想ルート

出典 国土交通省

2017年3月15日、自民党整備新幹線建設推進プロジェクトチームは北陸新幹線(敦賀~新大阪)ルートを決定した。

これにより、「小浜~京都ルート」で京都駅を経由し「南回りルート(京都~新大阪)」で新大阪駅に接続するルートが確定した。

なお、2031年に着工、2046年に全線開業する予定。

北陸新幹線小浜京都ルート(南回り)の概要

京都駅~新大阪駅間は南回りルート(関西文化学術研究都市経由)に決定した。

しかし、北回りルート140km(敦賀~新大阪)に対して南回りルート150km(敦賀~新大阪)と10km長くなっている。

ルート長さ 150km
建設費 2兆2900億円
工期 15年間
所要時間
敦賀~新大阪 46分
金沢~新大阪 1時間22分
運賃
敦賀~新大阪 5,700円
金沢~新大阪 8,740円

出典 国土交通省

なぜ着工が2031年なのか?

2030年に北海道新幹線(新函館北斗~札幌)が完成する予定であり、2030年まで整備新幹線の予算がない。

建設費は報道によると、約2兆1000億円で国が約1兆4000億円(約67%)、自治体が約7,000億円(約33%)を負担する。

但し、国土交通省の検討案では約2兆2900億円となっている。国土交通省の検討案は消費税を10%で試算しているなど、まだ建設費の詳細は十分詰められていなためと思われる。

 

新大阪駅は地下駅か?

今後、中央リニア新幹線も新大阪駅に接続する予定で、阪急新大阪線も新大阪駅に接続する。

その上、北陸新幹線の新大阪駅を建設するとなると地下の構造がかなり複雑となる。

当ブログでは、利用者の多さと新大阪駅がJR東海の管轄であることから、中央リニア新幹線新大阪駅の方が地上に近いところに建設されると予想する。

JR西日本管轄の北陸新幹線はリニア新大阪駅の下に建設されると思われる。

新大阪駅以西もJR東海の管轄?

新大阪以西はJR西日本の管轄と思われているが、実は、新大阪駅以西もJR東海管轄の「引上げ線(4線)」がある。

2014年、この「引上げ線」が4線化されたが、その改良工事はJR東海が担当した。

したがって、新大阪駅以西の「引上げ線」もJR東海の管轄で間違いないと思われる。

つまり、JR西日本管轄の山陽新幹線は新大阪駅以西の「引上げ線」(約1km)より西から始まると思われる。

そのため、北陸新幹線新大阪駅(地下駅)から山陽新幹線の高架に接続するまでかなりの高低差と数kmの距離があり、工事も複雑になると予想される。

つまり、北陸新幹線を山陽新幹線に接続するのは簡単ではないのだ。

 

新大阪駅から関空経由で四国新幹線?

出典 国土交通省

国土交通省のルート検討図には新大阪駅から関空へのルートが記載されている。

つまり、現時点では北陸新幹線が新大阪以西で「山陽新幹線」に接続するとは決定していない。

「関空経由四国新幹線」に接続する可能性もある。

JR大阪駅に新幹線乗り入れの可能性

現在、JR大阪駅には新幹線は乗り入れしていない。JR大阪駅からJR新大阪駅まで3kmを在来線や地下鉄に乗る必要がある。

現在、新大阪駅始発~東京駅の新幹線は1日約80便~100便(臨時便も含む)ある。つまり東海道新幹線の半数は新大阪始発ということだ。

これだけ利用者がいるのだから、本来であればJR大阪駅に新幹線を乗り入れ、JR大阪駅始発、新大阪駅全便停車という運行方法でもおかしくはない。

実際、東京では東京駅始発、品川駅停車の運行方式を採用している。

北陸新幹線の新大阪以西ルート

北陸新幹線の新大阪駅以西のルートは決定していない。関空経由四国新幹線というルートであれば、JR大阪駅への北陸新幹線乗り入れの可能性がある。

JR大阪駅にはスペースの関係で車両基地は作れない。しかし、新幹線博多南駅のように、JR大阪駅以西の車両基地を作れば十分に可能だ。

将来的には東海道新幹線に乗り入れも?

北陸新幹線は新大阪駅を発車して京都駅を経由するが、その手前で分岐して東海道新幹線に接続することは十分に可能だ。

JR東海は反対するだろうが、そもそも、東京~大阪間の利用者の方が多いのに、名古屋のJR東海が東海道新幹線を管轄するのがおかしい。

NTTのようにJRも東西2社体制にすべきではないか?

JR北海道やJR四国は赤字で経営状態が悪い。民間企業なのに、JR分割前から赤字予想で、積立金で赤字を補填するというスキームになっているのがおかしい。

当ブログでは、JR東海を東西に分割し、新JR東日本がJR北海道と合併、新JR西日本がJR四国と合併する案がいいと思う。

リニアは便利なのか?

リニア(品川~新大阪間)の所要時間は約60分と予想される。しかし、東京駅~大阪駅の実際の所要時間は、在来線の乗り換え、大深度リニア地下駅から地上駅の移動なので時間がかかる。

東京~名古屋部分開通

  • 東京駅~品川駅在来線 8分
  • 品川駅の乗り換え  15分(待ち時間を含む)
  • 品川駅~名古屋駅  40分
  • 名古屋駅乗り換え  15分(待ち時間を含む)
  • 名古屋駅~新大阪  50分
  • 合計2時間8分

現行の所要時間は新大阪~東京で2時間23分~2時間33分なので、15分~25分速くなるだけだ。

しかもこのリニアは赤字が予想されており、東海道新幹線の黒字でリニアの赤字を補填する構造と思われる。(当ブログ分析)

「収支は東京―名古屋間開業当初から、大幅な赤字操業が避けられない」と橋山氏。13年9月にはJR東海の山田佳臣社長(現会長)も「リニアは絶対にペイしない」と記者会見で公言しているのだ。

引用: http://biz-journal.jp/2014/06/post_5063.html
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リニアでJR東海の経営が悪化した場合、JR東海を分割し、新JR東日本がJR北海道と合併、新JR西日本がJR四国と合併というスキームもありえないことではない。(当ブログ分析)

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