スーパーコンピューター「京(けい)」出典 兵庫県
2018年10月23日、内閣府の総合科学技術・イノベーション会議の専門部会は、文部科学省や理化学研究所が開発中の次世代スーパーコンピューター(通称・ポスト京)について、本格的な製造に入ることを了承した。2021年の稼働を目指す。
引用 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/science/20181024-OYT1T50010.html?from=tw
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記事によると、スパコン「京」の後継機は、「京」と同じ神戸市に設置される。
中央演算処理装置CPUは、現在の「京」の100倍となるが、消費電力は3倍に抑える。
総事業費は1,300億円で、うち1,100億円は国が負担し、開発は「富士通」と「理化学研究所」が担当する。
スパコンには、「ベクトル型」と「スカラ型」があるが、現在では「スカラ型」が主流で、ポスト京も「スカラ型」に分類される。
スパコン「京」の反省
スパコン京のCPUは国産だが、ポスト「京」は国内で設計し、海外で製造する。
「京」は「計算速度世界一」を達成するために、102個で構成するCPUユニットを864個つなげた。
そのため、電力消費が大きく、設置面積も大きくなってしまった。
その反省から、ポスト京は、実際に使用する「実用計算」の性能や省エネを意識して開発する方針。