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コトノハコ神戸(新神戸)を図書館として再生できないか?

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2019年6月撮影

コトノハコ神戸(2019年6月撮影)

コトノハコ神戸(2019年6月撮影)

門真市立文化創造図書館「KADOMADO」を訪れると、「図書館は本を借りる場所」という従来の発想が完全に変わります。カフェ、学習スペース、イベント、交流機能を組み合わせることで、長時間滞在する人を生み出しています。

門真市立文化創造図書館「KADOMADO」(2026年5月撮影)

一方、神戸三宮ツインゲート(1期ビル)に整備される神戸三宮図書館は約2,000㎡規模であり、都市型図書館としては決して小さくはありませんが、門真市立文化創造図書館「KADOMADO」(7,343㎡)や石川県立図書館(22,400㎡)のような「目的地型図書館」と比べると規模には限界があります。

 

なぜコトノハコ神戸は図書館に向いているのか

コトノハコ神戸の延床面積は約4万㎡で、このうち商業施設部分は約1万7,500㎡とされています。

もし図書館として再生するのであれば、神戸三宮図書館(延床面積2,000㎡)の数倍の規模を確保することも可能です。

仮に6,000~8,000㎡程度を図書館として活用すれば、

  • 大型閲覧空間
  • 学習スペース
  • カフェ
  • 子ども図書館
  • コワーキングスペース
  • ホール
  • 地域交流施設

を一体的に整備できます。

規模としてはKADOMADOに近い施設になります。

 

新神戸駅直結という立地

新神戸駅は、

  • 山陽新幹線
  • 神戸市営地下鉄

が利用できる交通結節点です。

しかし現在は「乗り換えるだけの駅」になっており、駅を目的地にする施設がほとんどありません。

図書館なら、

  • 受験生
  • テレワーカー
  • 子育て世帯
  • シニア
  • 観光客

が毎日訪れる施設になります。

 

商業施設としては厳しい

コトノハコ神戸は過去にも商業施設として苦戦してきました。

新神戸駅周辺の人口は限られており、三宮から地下鉄で数分という近さから、逆に買い物需要は三宮へ流れやすい構造があります。

そのため、

「商業施設の再生」

よりも、

「公共施設への転換」

の方が現実的とも言えます。

 

石川県立図書館との比較

年間100万人以上が訪れる石川県立図書館は、「本を借りる施設」ではなく「行きたくなる施設」を目指しました。

  • 円形大閲覧空間
  • カフェ
  • イベント
  • 子ども向け施設
  • 観光客利用

などが特徴です。

近年は「観光資源としての図書館」が全国で増えており、

  • 石川県立図書館:(延床面積 22,400㎡)
  • 武雄市図書館 :(延床面積 3,800㎡)
  • 門真市立文化創造図書館 KADOMADO:(延床面積 7,343㎡)

などは、その代表例です。

 

まとめ

神戸市が三宮に約2,000㎡の図書館を整備する一方で、新神戸に7,000~10,000㎡級の「知の拠点」を整備するという二極体制は十分あり得ると思います。

  • 三宮:都市型コンパクト図書館
  • 新神戸:滞在型・交流型図書館

という役割分担です。

コトノハコ神戸は商業施設として再生するより、「神戸版KADOMADO」や「神戸版石川県立図書館」を目指した方が、むしろ新神戸の再生につながる可能性は高いのではないでしょうか。

 

門真市立文化創造図書館「KADOMADO」概要

名称 門真市立文化創造図書館「KADOMADO」
所在地 大阪府門真市幸福町11-50
用途 図書館(約20万冊)、文化会館等
敷地面積 3,286.1㎡
建築面積 2,231.9㎡
延床面積 7,343.4㎡
構造 鉄骨造
階数 地上5階
設計 株式会社 遠藤克彦建築研究所
竣工 2026年1月
開館 2026年5月13日

ファサード

南西から撮影

1F
スタバ(1F)
コトノハコ神戸 概要
所在地 神戸市中央区北野町1
延床面積 40,300㎡
商業施設面積 17,500㎡
フロア 地下3階~地上3階
開業時期 2019年7月4日
施設 兵庫県おみあげ発掘屋
新神戸メディカルビレッジ
アイア2.5シアター神戸
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