さきしまコスモタワー展望台から堺方面を撮影
「農機大手」のクボタは、シャープから大阪府堺市堺区の土地33haを取得し、700億円を投資して「新開発拠点」を2022年7月下旬に竣工する予定。
拡大すると、シャープ工場(左の白い建物)の海側に遊休地がある。
クボタ堺新研究開発拠点の概要
名称 | 未定 |
所在地 | 大阪府堺市堺区 |
敷地面積 | 330,000㎡ |
建屋面積 | 140,000㎡ |
事業費 | 700億円 |
開発内容 | 農業機械・建設機械等の製品開発 および 先端技術開発 |
着工 | 2020年9月(予定) |
開所 | 2022年7月下旬(予定) |
アクセス
飛行機から筆者撮影
クボタは、自動運転の次世代農機の開発スピードを上げるため、現在、堺市内にある研究拠点と三重県伊賀市にある研究拠点を新拠点(堺市堺区33ha)に集約する。広大な面積を生かし試験走行コースも建設すると見られる。
クボタの堺市内の開発製造拠点
拠点 | 所在地 | 面積 | 従業員 | 創業 |
新開発拠点 | 堺市堺区 | 330,000㎡ | 未定 | 2022年7月(予定) |
堺製造所 | 堺市堺区石津北町64番地 | 200,000㎡ | 1,832名 | 1937年 |
堺製造所臨海工場 | 堺市西区築港新町3丁8 | 209,872㎡ | 505名 | 1985年 |
クボタは100馬力以下の産業用小型エンジンのシェアが高いが、2020年には200馬力エンジンを投入、2023年からは300馬力の農機・産業用エンジンを生産する。
当ブログの予想では、住宅地に近い「境製造所」では100馬力以下のエンジンと200馬力エンジン、臨海工場で300馬力のエンジンを製造・開発すると思われる。