三菱地所、森トラスト系仲介会社を76億円で買収:日本経済新聞 https://t.co/hd3nXbJDvA
— kansai sanpo (@KansaiSanpo) 2018年8月2日
アーバンライフ(神戸)は1970年に設立され、主に京阪神地域で「アーバンライフ」、「アーバンコンフォート」ブランドの新築分譲マンション約380棟(約3万7000戸)の開発・販売を行ってきた。
しかし、2007年のサブプライムローン問題による景気減速の影響を受け、次第に主力の新築分譲事業が販売不振になり、2012年に新築分譲マンションの開発・販売を休止した。
その後は、マンション管理と中古物件の売買仲介を主力業務としてきた。
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三菱地所による買収の経緯
三菱地所は現在、中古マンション事業を強化しており、アーバンライフが持つ関西の店舗網やマンションを中心とする約3,000戸の管理物件が、東京に本社のある三菱地所と相乗効果があると判断したと思われる。
TOB
三菱地所による「アーバンライフ」のTOB(公開買い付け)は2018年7月25日~2018年9月4日に、三菱地所はアーバンライフの普通株式1株あたり2415円で買い付ける。
三菱地所は、現在のアーバンライフの親会社である森トラストなど既存株主から計76億円で株式を買い付け、完全子会社にする方針で、アーバンライフは上場廃止になる予定。
アーバンライフの業績
- 売上高 約32億円(2018年3月期)
- 従業員数 104人(連結)