大阪ミナミをブロードウェー化する計画についての考察

大阪・ミナミをアメリカNYのブロードウェーのような劇場街にしようとする動きがある。

江戸時代、道頓堀は日本最大の劇場街で浪花五座と言われた芝居小屋があり、歌舞伎、文楽が上演されていた。

しかし、21世紀の現在、かつての芝居小屋(劇場)はドラッグストアやホテルになっていることも多い。

ドラッグストアやホテルも必要であるが、そればかりでは、魅力的な街とは言えない。

そこで、「ミナミ・ブロードウェー化計画」の動きがでてきたのだと思う。

 

NYのブロードウェー

NYのブロードウェーの劇場は思ったよりも小規模でそのため舞台を客席の距離が近い。

 

NYのブロードウェーの劇場規模

劇場の規模座席数劇場数
ブロードウェー500席以上約40
オフ・ブロードウェー100席以上約100~200
オフオフ・ブロードウェー100席未満約100~200
合計約400

ブロードウェーは一般的には500席以上とされるが、実際の規模は1000席~2000席の劇場が多い。

しかし、大阪中之島のフェスティバルホールは2,700座席なので、それよりも小さい。

「ミナミ・ブロードウェー化計画」では100席未満の小劇場を数多く建設するようだ。

NYのブロードウェーは大小合計で約400劇場があり、年間の来場者は2600万人に上る。

単純に計算すると1劇場で年間約6万人の集客力がある。

仮に、100席の劇場で連日満席なら1年で約3.6万人の来場者になるので、10劇場なら36万人、50劇場なら180万人を集客できる。

当面の目標としては100座席の劇場が50~100あれば、かなりの集客力になるのではないか?

 

ネット時代にライブが盛況

ネットで音楽を無料やサブスクで聴くことができるようになって、音楽CDの売上高が減少している。

そのため、アーティストはネットでは体験できないライブを数多く開催するようになっている。

そういう流れからも、ライブ・劇場のニーズは高く、100席~500席くらいの小規模な劇場の方が親近感を感じられると思う。

 

個性豊かな心斎橋・難波

心斎橋はブランド街となっており、近くには若者文化のアメリカ村、おしゃれな古着などのショップがある堀江、ヨーロッパ村、オタク文化の日本橋と個性豊か街がある。

今後、小劇場が数多くできれば、これらの街の魅力度を高めるアクセントになると思う。

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