2024年3月(南東から撮影)
北大阪急行電鉄は、北大阪急行南北線延伸線(千里中央駅~箕面萱野駅・約2.5km)を2024年3月23日(土)に開業した。
北大阪急行線南北線延伸事業は、千里中央駅から北へ約2.5km延伸し、「箕面船場阪大前駅(途中駅)」と「箕面萱野駅(終点)」の2つの新駅を設置するもの。
大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」から乗換なしで「箕面萱野駅(終点)」まで25分・480円(大人)で行けるようになった。
2024年3月(南から撮影)
駅ビル「みのおキューズモール STATION棟」も2024年3月23日に開業した。
出典 箕面市
北大阪急行南北線延伸事業 概要
駅ビル「みのおキューズモール STATION棟」
事業名 | 北大阪急行南北線延伸事業 |
延伸区間 | 千里中央駅~箕面萱野駅 |
延伸区間 | 約2.5km |
設置予定駅 | 箕面船場阪大前駅:大阪府箕面市船場東3丁目付近(地下駅) |
箕面萱野駅:大阪府箕面市西宿1丁目付近(高架駅) | |
主な構造形式 | 千里中央駅~箕面船場阪大前駅間 :シールドトンネル、開削トンネル |
箕面船場阪大前駅:開削トンネル | |
箕面船場阪大前駅~箕面萱野駅間:開削トンネル、高架構造 | |
箕面萱野駅:高架構造 | |
開業目標 | 2024年3月23日(土) |
事業費 | 874億円 |
整備主体 | 北大阪急行電鉄及び箕面市 |
営業主体 | 北大阪急行電鉄 |
出典 東急不動産
箕面萱野駅ビル「みのおキューズモール STATION棟」の1階は「ピロティー」になってっておりバスターミナルが設置されている。
高架(2階)の箕面萱野駅ホームからエスカレーター経由で、ほぼ雨に濡れずに「バス⇔鉄道」の乗換えができるようになっている。
2024年3月(2階・北改札口)
完成予想図(2階・北改札口)
2024年3月(2階・ホーム)
2024年3月(2階・ホーム)
駅ホームに入ると、両側に線路がある。
出典 北大阪急行電鉄
千里中央駅 | ←1.2km→ | 箕面船場阪大前駅 | ←1.3km→ | 箕面萱野駅 |
←2.5km→ |
箕面萱野駅(出典箕面市)
2024年3月(西から撮影)
駅構造(現地案内図・南から見た図)
南駅舎改札口外観
箕面萱野駅ビル「みのおキューズモール STATION棟」から道路を挟んだ南側敷地
下のイメージ図から予想すると「タクシー乗場」になるかもしれない。
南からのイメージ図
2024年3月23日以降の運賃
駅名 | 箕面萱野 | 箕面船場阪大前 |
箕面船場阪大前駅 | 160円 | |
千里中央 | 190円 | 160円 |
桃山台 | 200円 | 190円 |
緑地公園 | 220円 | 200円 |
江坂 | 240円 | 220円 |
新大阪・東三国 | 430円 | 410円 |
梅田・中津・西中島南方 | 480円 | 460円 |
淀屋橋・なんば | 530円 | 510円 |
阿倍野 | 580円 | 560円 |
あびこ | 630円 | 610円 |
- 2kmまで :100円(現在)
- 4kmまで :130円(現在)
- 6kmまで :140円(現在)
- 6km~8km :160円(新規)
- 8km~10km :180円(新規)
但し、延伸区間については、加算運賃60円が割増しになる。
所要時間
完成すると、梅田駅~箕面船場阪大前駅までの所要時間は22分、梅田駅~箕面萱野駅の所要時間は24分となる。
延伸後の路線長
北大阪急行の営業区間は現在の「江坂駅」から「千里中央駅」までの5.9kmから、2.5km延伸され「江坂駅」から「箕面萱野駅」までの8.4kmとなる。
過去写真
2023年10月撮影
2023年10月撮影
2023年10月撮影
2023年10月撮影
2023年10月撮影
2023年10月撮影
駅ビルの入口(2023年10月撮影)
箕面萱野駅は頭端式ホームで、商業施設の2Fレベルに高さを合わせている。
箕面萱野駅
2022年5月
2022年5月(箕面萱野駅から南を撮影)
箕面萱野駅(完成予想パース)
2022年5月(北向きに撮影)
2022年5月(北東から撮影)
出典 東急不動産
「箕面萱野駅ビル」には、「子育て」を核とした施設を設置する予定で、共働き世帯に対応する。
地図
出典 箕面市
「箕面萱野駅」は、みのおキューズモール(AEON)の南側に設置される。
箕面萱野駅北改札口 予定地(2F)
現地完成予想図
コメント
「箕面萱野駅」が完成すると、周辺地域、例えば彩都などの住宅地からバスで「箕面萱野駅」に行き、「北大阪急行」に乗換て大阪市内に通勤できるようになると思われる。
大阪市内へのアクセスが改善されることにより、箕面市全体で再開発が加速すると思われる。
箕面萱野駅~箕面船場阪大前駅
2022年5月(北から撮影)
2022年5月(国道176号線と新御堂筋の交差点)
2022年5月(南方向を撮影・右は新御堂筋)
「箕面萱野駅~箕面船場阪大前駅」間は高架線路で、箕面船場阪大前駅の手前でトンネルに入る。
2022年5月(高架からトンネルに入る部分)
箕面船場阪大前駅
「箕面船場阪大前駅(地下駅)」2022年5月(北西から撮影)
「箕面船場阪大前駅」は、国道423号(新御堂筋)の側道の地下に建設され、地下3Fがプラットホーム、地下1階に改札が設置される。
「箕面船場阪大前駅(地下駅)」2022年5月(南西から撮影)
出典 箕面市
2022年5月(西から撮影)
「箕面船場阪大前駅」は、国道423号(新御堂筋)の側道の地下3Fにプラットホーム、地下1階に改札が設置される。
箕面船場阪大前駅の東側に、「大阪大学箕面キャンパス」「箕面市立芸術文化劇場」「図書館 生涯学習センター」などが建設されている。
また、箕面船場阪大前駅の北側から高架構造となる。
「箕面船場阪大前駅(地下駅)」2022年5月(南から撮影)
「箕面船場阪大前駅(地下駅)」2022年5月(東から撮影)
コンクリートは歩行者デッキの橋桁と予想しています。
「箕面船場阪大前駅(地下駅)」北側2022年5月(東から撮影)
北側にも、コンクリートの構造物がある。これも歩行者デッキの橋桁と思われる。
箕面船場阪大前駅(北側)から新御堂筋を渡り西方向へ歩行者用の橋(120m)を建設する。
箕面船場阪大前駅(北側)2022年5月
2022年5月 新御堂筋の側道の地下に線路が建設される
2022年5月(地下から高架に切り替わる部分)
2022年5月(地下から高架に切り替わる部分)
2022年5月(地下から高架に切り替わる部分)
2022年5月(高架自体は完成している)
断面図
千里中央駅~箕面船場阪大前駅の間は「シールドトンネル」で、箕面船場阪大前駅は「開削トンネル」となる。
地図