宮迫博之氏の年収は10億円と報道されているが、本当だろうか?
ユーチューブで年収10億円あれば、テレビ業界への復帰の必要はないと思われる。
しかし、宮迫氏はテレビ業界への復帰を望んでいるようで、なんとなく違和感があった。
そこで、当ブログで「宮迫博之氏の年収」をユーチューバー事務所「UUUM」の決算資料から、1再生当たり0.3円として試算してみます。
ちなみに、宮迫氏の芸人時代の最高月収は3800万円で、年収に換算すると4億5600万円になる。
さらに、闇営業の所得も加えると芸人時代の年収は5億円と推定される。
当ブログの予想
2023年現在の宮迫さんの年収は、 youtubeと焼肉「牛宮城」の合計で1億円~2億円と推定される。
焼肉「牛宮城」 2022年3月1日開業
宮迫さんは焼肉店「牛宮城」を2022年3月1日、渋谷に開業した。
ちなみに、家賃は月280万円と言われている。
店舗名 | 焼肉 牛宮城 |
所在地 | 東京都渋谷区宇田川町12-9 ジュール渋谷 5F |
営業時間 | 17:00-24:00(L.O.23:00) |
定休日 | 無休 |
座席数 | 80席 |
予算 | 10,000円~14,999円 |
開業 | 2022年3月1日 |
アクセス | 渋谷駅から徒歩4分 |
youtube収益
宮迫博之のyoutubeチャンネルの総再生回数は累計4億5000万回で、推定総収入は1億3500万円と推定され、大成功していると思われる。
しかし、2023年2月現在の月間再生回数は320万回と以前の5分の1まで落ち込んでおり、苦戦しているようだ。
ユーチューブチャンネル | 宮迫ですッ!【宮迫博之】 | カジサック KAJISAC |
タレント名 | 宮迫博之(元 雨上がり決死隊) | 梶原雄太(キングコング) |
ユーチューブ開設日 | 2019年11月27日 | 2018年8月28日 |
チャンネル登録者数 | 134万人 | 244万人 |
総再生回数 | 4億5000万回 | 16億6000万回 |
総収入(推定) | 1億3500万円 | 5億円 |
月間再生回数(推定) | 320万回 | 2,400万回 |
月収(推定) | 100万円(推定月収) | 720万円(推定月収) |
年収(推定) | 1,200万円(推定年収) | 8600万円(推定年収) |
世の中的には、宮迫氏はユーチューブで大成功していると思われているが、意外にもユーチューブの広告収入は月収100万円(年収1,200万円)と推定される。
また、宮迫氏はカメラマン、編集、マネージャーなどのスタッフ2人~3人を雇用しており、人件費は少なく見積もっても月100万円、動画制作費が月100万円かかっていると推定される。
したがって、2023年2月現在、人件費や動画制作費を考慮するとユーチューブ事業(動画広告のみ)は月間100万円の赤字になっている可能性がある。
もちろん、動画広告収入以外に「企業案件による収益」があるので、トータルでは黒字かもしれない。
ユーチューブ事業が苦戦していることは間違いない。そのため、焼肉屋の経営にシフトしているように思える。
宮迫氏の現在の動画(広告のみ)利益
項目 | 金額 |
動画広告収入 | +100万円 |
スタッフ人件費 | (-100万円) |
動画制作費 | (-100万円) |
月間利益(推定) | -100万円の赤字 |
年間利益(推定) | -1200万円の赤字 |
テレビ番組の場合は、番組制作費を芸人が負担することはないが、ユーチューブでは本人が動画制作費、交通費、カメラマンやマネージャーの人件費を負担しなければならない。
宮迫氏の芸人時代の年収は5億円と報道されているが、ユーチューブの動画制作費や人件費を計算すると「年間利益」は-1200万円の赤字と推定される。
企業案件を加味した宮迫氏の推定年収
もちろん、動画広告以外に「企業案件」による収入がある。
宮迫氏は知名度があるので、企業案件も登録者100万人の有名ユーチューバーの相場50万円~100万円よりも高額と思われる。
具体的には500万円程度ではないか?
しかし、企業案件は、打ち合わせなどで1件当たり2週間~1か月くらいの時間がかかるので、年間最大20件が限度だと思う。
項目 | 試算1 | 試算2 | 芸人時代 |
動画広告利益 | -1200万円 | -1200万円 | |
企業案件(年間) | +5000万円(10件) | +1億円(20件) | |
合計年収 | +3800万円 | +8800万円 | 5億円 |
- 当ブログの推定では、企業案件を含めても宮迫氏の年収は3800万円~8800万円と思われる。
芸人としては、カジサック(梶原雄太氏)よりも格上の大先輩だったが、ユーチューブでは立場が逆転している。
また、年下のユーチューバー「ヒカルくん」に教えてもらう立場であり、テレビ芸人時代のように大御所扱いされていない。
結局、テレビ時代よりも年収は5分の1まで減少しており、本音としてはテレビに復帰したい気持ちはあると思う。
しかし、彼は今いる場所である「ユーチューブ」と「牛宮城」で頑張るしかないと思う。
みんな、応援してや。
焼肉店「牛宮城」の利益を試算
焼肉店「牛宮城」の家賃は月280万円、人件費は従業員10名として月300万円、光熱費などを40万円として、月の経費(固定費)は620万円となる。
80席で1日2回転すると160名だが、4名席に2名だと2席が空席となって売上高が半分になる。したがって稼働率を60%とすると1日の来店客は96名となる。
売上高は客単価1万円として、来店客1日96名として、1日の売上高は96万円、月間売上高2,800万円となる。
通常の飲食店の原価率は35%だが、焼肉店「牛宮城」は高級肉を提供しているので原価率は一般よりも高く40%と予想すると、月の経費(変動費)は1,120万円となる。
月間売上高2,800万円-固定費620万円-変動費1,120万円=月間利益1,060万円となる。
年間利益は1億2720万円と予想される。
焼肉店「牛宮城」は大成功?
あくまでも、当ブログの予想だが、焼肉店「牛宮城」は大成功しているようだ。
渋谷はかつて若者の街だったが、最近は渋谷駅周辺は再開発でオフィスビルが多数建設されいる。
IT企業も多く「ビットバレー」と呼ばれていた頃からさらにオフィス面積が増加している。
そういった渋谷のビジネスマンや話題性から都内はもちろん全国からも来店客がいると予想される。
当ブログからのアドバイス
焼肉店「牛宮城」は大成功しているようだが、ここで多店舗展開すると、焼肉店「牛宮城」のブランド価値が低下すると思う。
したがって、2号店は出店せず、逆に全国から客を呼べる店を目指すべきだと思う。
また、知名度があるので、単価の安いランチ営業をする必要はない思う。
センカンドライン店舗や通販は必要?
いい牛肉を提供するためには、仕入れた肉(ブロック肉または枝肉)から余分な部分を切り落とさないといけない。
それらの「切り落とし」を「牛肉しぐれ煮」などとして販売する名店もある。
また、ビーフチューの名店も「切り落とした肉」をハンバーグにしてメニューに加えている。
店舗で提供しない「切り落とし肉」をセカンドラインの店舗(例えば、牛宮城コロッケ)で販売したり、通販で横展開するという方法はあると思う。
(通販については、サイトはすでにある)