2023年9月(南西から撮影)
みずほ銀行は、大阪市西区の旧みずほ銀行大阪事務センターを建替え2023年2月に竣工した。
建物の規模は、地上11階建・延床面積約14,900㎡で、設計・施工は清水建設が担当した。
目視で11階建ての1階~6階には窓がないため低層階はデータセンター、上層階には窓があるのでオフィスと予想される。
2023年9月(西面を撮影)
場所は「あみだ池筋」に面した角地。
アクセスは、大阪メトロ長堀鶴見緑地線「西長堀駅」から北東へ徒歩約5分。
地図
みずほ銀行(MBK)大阪事務センター 建替計画 概要
2023年9月(西面を撮影)
名称 | 旧みずほ銀行(MBK)大阪事務センター 建替計画 |
所在地 | 大阪市西区新町3丁目 |
敷地面積 | 2,259.96㎡ |
建築面積 | 1,599㎡ |
延床面積 | 14,852㎡ |
容積対象面積 | 13,559㎡ |
構造 | 鉄骨造 |
高さ | 58.7m |
階数 | 地上11階建 |
設計・施工 | 清水建設 |
着工 | 2021年4月1日 |
竣工 | 2023年2月 |
2023年9月(北西から撮影)
2023年9月(南から撮影)
2023年9月(南西から撮影)
2023年9月(南東から撮影)
建築計画のお知らせ
立面図
配置図
「みずほ銀行、基幹システムを東阪に分散へ」
現在、みずほ銀行では、東京都多摩にあるメインのデーターセンターと千葉県内の災害対策拠点の2か所で運用している。
2022年度までに大阪府内に設備を整え、2023度から機器を順次移行する。
引用 日経新聞 2021年11月15日付 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB143780U1A111C2000000/
上記のように報道されているので、本物件が「みずほ銀行のデータセンター」の可能性がある。
多くの企業では、災害対策として、東京と大阪にデーターセンターを設置することが多い。
しかし、データセンターの設置割合は、東京圏60%、大阪圏25%、中部圏5%となっており、東京一極集中の状態にある。
政府の「デジタル田園都市国家構想」
政府はデータセンターの東京一極集中を是正するため「デジタル田園都市国家構想」を立ち上げた。
これを受け、総務省はデータセンター(DC)設置事業者などを対象に、計500億円を助成する事業を始めた。
また、経産省も526億円の予算を投じて、データセンター(DC)の電力・通信インフラや用地の整備などを支援する。
現在は、ネット社会であり、都市の発展にはデータセンターが必須となっている。
政府も企業も災害対策のため、データセンターを東西に分散する動きがあるので、大阪も積極的に取り込む必要があると思う。
過去写真
2023年1月
2023年1月(南西から撮影)
2023年1月(西から撮影)
2023年1月(北東から撮影)
2022年4月
2022年4月(西から撮影)
2022年4月(南から撮影)