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大阪メトロ「森之宮にアリーナ・ホール・新駅ビル」2028年完成へ(大阪城東部地区1.5期開発)

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大阪府・大阪市、大阪メトロなどは、大阪城公園の東側の「森之宮地区」(地区面積53ha)に新駅や駅ビル、大規模集客施設、大学の新キャンパスを整備する方針を決めた。

2028年春のまちびらきをめざし、一体的に開発を進めるもので、キタやミナミに続く「ヒガシ」の中核と位置付け、人の往来を促す。

 

大阪城東部地区開発

大阪城の東側エリアでは、2025年秋に大阪公立大学森之宮キャンパスが開所し、2028年春には大阪メトロ中央線森ノ宮駅から支線を延ばし、新駅の開業を予定している。

1期、1.5期、2期、3期と段階的に開発する方針。

1期
  • 大阪公立大キャンパス(2025年秋)
1.5期
  • 大阪メトロ新駅・アリーナ(2028年)
  • 大阪公立大1.5期キャンパス(2028年)
2期
  • 水辺空間+立体活用ゾーン(中浜下水処理場)2028年以降
3期
  • 「多世代居住複合ゾーン」の整備(2028年以降)

 

出典 大阪府

大阪メトロは新駅ビルを建設し屋上には「空飛ぶクルマ」の発着場を設置、新駅の南側に収容人数1万人以上の「アリーナ・ホール」を2028年に完成させる。

 

当ブログの予想

駅ビル

駅ビルの規模は、縦160m × 横25m × 高さ80m(地上16階~20階)・延床面積6.4万㎡~8万㎡と予想され、形状から考えると「ホテル」の可能性が高いと思う。

将来的に京橋まで延伸できるように、地下に敷設してもらいたい。

 

アリーナ

アリーナの敷地は、縦250m × 横100m=2万5000㎡、アリーナの収容人数は1万人~2万人。

大阪城ホールの収容人数は1万6000人なので、ほぼ同規模だと思う。

大阪城ホールの利用実態として、金曜日=設営、土日=イベント、月曜日=解体というスケジュールが多い。

設営と解体に2日かかるので、同規模のホールが近隣にあることで毎日イベントが切れ目なく行えると思う。

 

歩行者空間の整備

JR大阪城公園=大阪メトロ「新駅」=アリーナ=大阪公立大新キャンパスの間を歩行者空間を2028年に整備する。

 

2期・3期開発

2028年以降に、2期開発「水辺空間+立体活用ゾーン(中浜下水処理場)」、3期開発「多世代居住複合ゾーン」を整備する。

 

 

出典 大阪府

具体的な取組み

  • 大阪公立大学森之宮キャンパス(1期)2025年秋の開所
  • 大阪公立大学森之宮キャンパス用地の一部(A地区・1.5期開発)
  • Osaka Metroの森之宮新駅(2028年春開業を目指す)
  • Osaka Metro用地(B地区)
  • 大阪市用地(C地区)
  • 第二寝屋川沿いなどの歩行者空間の一体的な開発

 

委員

  • 大阪市高速電気軌道株式会社(Osaka Metro)
  • 公立大学法人大阪
  • 西日本旅客鉄道株式会社(JR西)
  • 独立行政法人都市再生機構(UR)
  • 学識経験者
  • 大阪府
  • 大阪市

 

当ブログ作成

A地区(1.5期)には大阪公立大学関連施設などの建設を検討する。

また、大阪公立大学は2024度中に森之宮キャンパスにウェルビーイング共創研究センター開設するのに先立ち、2024年秋に旧都市再生機構西日本支社庁舎を活用して活動を開始する。

B地区(大阪メトロ用地:2ha)にはアリーナ・ホールなどの大規模集客施設を核ととした開発を想定している。

また、大阪メトロは、森之宮新駅上部を活用した駅ビルの建設を検討する。

C地区(大阪市用地:1.2ha)は駅前空間として、交通の結節点機能を中心に検討を進める。

第二寝屋川沿いなどの歩行者空間は、大阪メトロ新駅・駅ビル、アリーナなどの大規模集客施設、大阪公立大学キャンパス、水辺の歩行者空間、大阪城公園をつなぐ機能を検討する。

 

以下は過去記事

大阪城 東部地区の1.5期開発に向けたマーケットサウンディング(市場調査)の概要

出典 大阪府

2023年8月28日、大阪府・大阪市・公立大学法人大阪 ・大阪市高速電気軌道株式会社は大阪城   東部地区1.5期開発のマーケットサウンディング(市場調査)を実施し、不動産会社や建設会社など6団体(13社)が提案書を提出した。

大阪城 東部地区では、「大阪城 東部地区のまちづくりの方向性」(大阪府・大阪市 2020年9月策定)に掲げるコンセプト「大学とともに成長するイノベーション・フィールド・シティ」の実現に向け、多世代・多様な人が集い、交流する国際色あるまちづくりに取り組んでいる。

 

具体的な取組み

  • 大阪公立大学森之宮キャンパス(1期)2025年秋の開所
  • Osaka Metroの森之宮新駅(2028年春開業を目指す)
  • 森之宮キャンパス用地の一部(A地区・1.5期開発)
  • Osaka Metro用地(B地区)
  • 大阪市用地(C地区)
  • 第二寝屋川沿いなどの歩行者空間の一体的な開発

 

これらの開発により、大阪城周辺エリアの回遊性向上を図るとともに、学術、観光等の機能集積を目指す。

 

提案内容

  • A地区(1.5期) :大学施設、学生寮、貸オフィス、貸会議室、商業施設 など
  • B地区       :アリーナ・ホール、ホテル、商業施設、大学施設、住宅 など
  • C地区                  :商業施設、次世代交通等の拠点となる駅前広場 など
  • 水辺の歩行者空間   :コンテナハウス、キッチンカー など

 

その他の提案等

  • 駅ビル整備の提案や駅ビル屋上などを活用した空飛ぶクルマの離発着場設置の提案など
  • 開発スケジュールについては、2028年春予定のまちびらきに向け、早期の事業者公募を求める意見があった。
  • エリアマネジメント組織に関する提案など
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